MotoGP:ミサノでトップテンを目指す中上、FP3で「さらにラップタイムを詰める」

2018年9月8日(土)15時58分 AUTOSPORT web

中上は予選に向けさらなる改善を目指す


 サンマリノGP初日の走行が行われたミザノワールドサーキット・マルコ・シモンチェッリで、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は午後のフリープラクティス2回目で15番手タイムを記録しました。2010年のMoto2クラス決勝レースの際に、親友で最高のライバルでもあった富沢祥也選手を亡くしたこのサーキットで、中上は好結果を残す意欲に燃えています。


 雨の予報もあったものの、今日はドライコンディションを維持し、午前のFP1では17番手タイムでした。午後のFP2では0.5秒以上もタイムを削り取ることに成功した中上は、明日の走行で、決勝に向けた好ポジションを獲得するべく全力で臨みます。


Takaaki Nakagami – 15th


(1’33.274 – lap 17 of 19)


「テストの時よりもフィーリングは多少良くなっているのですが、ラップタイムはそのときとほぼ同じで、まだ少し微妙なところもあります」


「FP2では、ロングランに備えて少し違うセットアップを試しました。まずまずの感じだったのですが、セクター3がいまひとつで、最終手前の高速の15コーナーで転倒をしてしまいました。ケガはなかったのですが、この転倒で数分をムダにしてしまったのがもったいなかったです」


「明日のFP3も天気が良ければ、さらにラップタイムを詰めて、予選に向けてトップテンのポジションを目指すつもりです」


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