アストンマーティンF1、2022年に向けアロンソにシートをオファーしたという噂を公式に否定

2021年9月8日(水)7時0分 AUTOSPORT web

 アストンマーティンF1は、チームオーナーのローレンス・ストロールが2022年シーズンに向け、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)にシートをオファーしたというF1オランダGPで巻き起こった突拍子もないうわさを否定した。


 このゴシップは、今年の夏にローレンスと億万長者仲間で現在もアロンソのマネジメントを手がけるフラビオ・ブリアトーレが、サルディニアで昼食をともにしたことに端を発している。ミーティングが誰の高級クルーザーで行われたのかは不明だが、この集まりはどうやらアロンソとアルピーヌが2022年に向けた契約を延長する前に開かれたようだ。なおアロンソの契約延長は8月26日に発表されている


 うわさは週末のザントフォールトのパドックで拡大した。アストンマーティンは騒ぎが少し大きすぎると考えたと見え、チームは公式にうわさを否定することになった。


「一部のメディアで報じられているが、ローレンス・ストロールはフェルナンド・アロンソにシートをオファーしていない」とアストンマーティンの広報担当者は土曜日に述べた。


「ローレンスは夏季休暇の間にフラビオ・ブリアトーレとサルディニアで昼食をともにした。ローレンスとフラビオは友人だ。彼らは長年、サルディニアで何度も昼食をともにしている。それは社交の場であり、それ以上のものではない」

2021年F1第13戦オランダGP ローレンス・ストロール(アストンマーティン チームオーナー)


 ランス・ストロールが彼の父親のチームに来シーズンも残るだろうと示唆しても間違いはないだろうが、セバスチャン・ベッテルはアストンマーティンでの将来をまだ確実なものにしていない。


 しかしチーム代表のオットマー・サフナウアーは、4度の世界チャンピオンであるベッテルの契約は、今後数週間のうちに完了する話し合いを元に延長されると予測している。


「契約については我々が行うべきプロセスがある」とサフナウアーは語った。「だがあるタイミングの節目があるため、詳細については話をしたくない」


「今後数週間のうちに結果が出るだろう。ことが済み次第、我々が必要な発表を行うのは確かだ」

2021年F1第13戦オランダGP セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)

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