作本輝介と榎戸育寛が同タイムでトップ! 國峰啄磨がレコード超え/全日本ロード 岡山公開テスト1日目

2022年9月8日(木)16時43分 AUTOSPORT web

 全日本ロードレース選手権第7戦に向けた事前公開テストが岡山県・岡山国際サーキットで9月7日(水)より始まった。走り始めは、昨日の強い風の影響を受け、コース上が白く砂が浮いている状態で、一時清掃のために中断もあったほどだった。その、決していいコンディションではなかったが、各ライダーは周回を重ね、ライン上は、ほぼ問題ない状態となっていた。天気もよく、路面温度は約40度まで上昇。


 JSB1000クラスは、3回目の走行で1分32秒150を作本輝介(Astemo Honda Dream SI Racing)と榎戸育寛(SDG Honda Racing)のふたりがマーク。同タイムで初日は、ふたりがトップとなった。

JSB1000:榎戸育寛(SDG Honda Racing)/2022全日本ロード 岡山公開テスト1日目


「まだまだ煮詰め切れていないのが現状です。去年のレースタイムでも1分31秒台を記録しているので、そこを目標にしています。ヤマハファクトリーがいれば、もっといいタイムを出していますから。前戦と似ている課題も残っているので、2日目も2本走行があるので、そこで詰めていけるようにしたいですね」と作本。

JSB1000:榎戸育寛(SDG Honda Racing)/2022全日本ロード 岡山公開テスト1日目


「午前中はタイヤテストの仕事をこなし、午後からJSB1000仕様のマシンで走りましたが、フィーリングはいいですね。タイムもユーズドタイヤで出したものなので、まだまだ伸びしろはあるので、2日目もしっかりセットを詰めていきたいですね」と榎戸。


 3番手に1分32秒185の清成龍一(TOHO Racing)、4番手に1分32秒467の濱原颯道(Honda Dream RT 桜井ホンダ)、5番手に1分33秒436の秋吉耕佑(Murayama.Honda Dream.RT)、6番手に1分33秒634の津田一磨(Team BabyFace Powered by YOSHIMURA)と続いた。


 なおYAMAHA FACTORY RACING TEAMは、この事前公開テストに参加していない。

ST1000:國峰啄磨(TOHO Racing)/2022全日本ロード 岡山公開テスト1日目


 ST1000クラスは、國峰啄磨(TOHO Racing)が1分32秒台に突入。1分32秒831をマークし非公式ながらコースレコードを上回るタイムを記録した。


「チームのホームコースなので、いっぱい練習させてもらっている成果です。バイクの状態もいいですし、この調子で自力で1分32秒台をもっと出せるようにしてレースウイークを迎えたいですね」と好調な國峰。

ST1000:渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)/2022全日本ロード 岡山公開テスト1日目


 2番手は2本目に1分33秒356をマークした渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)、3番手は1分33秒459の高橋裕紀(日本郵便 Honda Dream TP)、4番手に1分33秒847の岩戸亮介(Kawasaki Plaza Racing Team)、5番手に1分33秒938の豊島怜(DOGFIGHTRACING YAMAHA)と1分33秒台で続いた。

ST600:荒川晃大(MOTOBUM HONDA)/2022全日本ロード 岡山公開テスト1日目


 ST600クラスは、今回もレベルの高いセッションとなった。前戦のウイナー阿部恵斗(Team 51 GARAGE YAMAHA)が好調をキープし、1分35秒922でトップにつけた。2番手に荒川晃大(MOTOBUM HONDA)が1分35秒955、3番手に鈴木光来(MOTOBUM HONDA)が1分35秒970、4番手に1分36秒056の横山尚太(GarageL8 Racing Team・YAMAHA)と続き、非公式ながらコースレコードを上回るタイムを記録。ハイレベルな戦いが繰り広げられている。

ST600:阿部恵斗(Team 51 GARAGE YAMAHA)/2022全日本ロード 岡山公開テスト1日目

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