F1シンガポールGP、2019年はDRSゾーンが追加され3カ所に。追い抜きチャンス増に期待
2019年9月20日(金)6時29分 AUTOSPORT web
FIAは、2019年F1シンガポールGPでDRSゾーンを1カ所増やし、合計3カ所設定することを明らかにした。
ドラッグリダクションシステム(DRS)はドラッグを減らすことによりオーバーテイクを促進するためのシステム。タイトで曲がりくねったマリーナベイ・ストリート・サーキットは、オーバーテイクが非常に難しいことで知られており、FIAは追い抜きのチャンスを増やすために、昨年は2カ所だったDRSゾーンを3カ所に増やした。
新設されたDRSゾーンのディテクションポイントはターン13の102m手前で、アクティベーションポイントはターン13の78m先となっており、ターン14にかけてのオーバーテイク促進が期待される。
昨年と同様のDRSゾーンは、ターン5後のストレート(ディテクションポイントがターン4出口、アクティベーションポイントがターン5の53m先)とスタート/フィニッシュストレート(ディテクションポイントがターン22のエイペックスの180m手前、アクティベーションポイントがターン23のエイペックスの48m先)に設置されている。