現行契約は2023年6月まで…ピオリ監督、ミランでの未来に思い巡らす「居心地のいい場所」

2022年9月23日(金)16時44分 サッカーキング

ミランでの将来について語ったピオリ監督 [写真]=Getty Images

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 ミランを率いるステファノ・ピオリ監督が、同クラブでの未来について語った。22日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 1965年10月20生まれのピオリ監督は現在56歳。ボローニャの下部組織で指導者キャリアをスタートさせると、ラツィオやインテルなどを経て、2019年10月にミランの監督に就任した。初年度はセリエA6位、2年目は2位フィニッシュを成し遂げると、3年目の2021−22シーズンにはミランに11年ぶりとなるスクデットをもたらす。今シーズンもピオリ監督が率いる"ロッソネロ(ミランの愛称)”はスペクタクルなサッカーを見せている。

 18日に行われたセリエA第7節ナポリ戦で1−2の敗北を喫して、昨季から続いていた同リーグ無敗記録が「22」でストップしたミラン。セリエA連覇を目指すピオリ監督は「セリエAはバランスの良いリーグで、誰もが補強でスカッドを強化しているね。私たちもさらなるレベルアップを図っているし、最後までタイトルを争うグループに残りたい」と意気込みつつ、「ナポリ戦のパフォーマンスはハイレベルだったけど、勝ち点を取れなかったということは、もっとうまくやれた場面があるし、やらなければならないということ」と“首位決戦”を振り返った。

 9月の代表ウィークが明けると、10月の過密日程へと突入するミラン。10月6日にはチャンピオンズリーグ・グループE第3節でチェルシーと対戦するが、ピオリ監督は「チェルシー戦に期待が集まっていることは理解しているけど、最も難しいのは(10月1日に行われるセリエA第8節)エンポリ戦で間違いない。代表チームから選手が戻ってくるのが、試合2日前だからね」と披瀝。続けて「チェルシー戦でも、いつも通りのプレーができれば、結果は手の届くところにあるはず」と手応えを示している。

 ミランとの現行契約が2023年6月30日に満了を迎えるピオリ監督。クラブのオーナーが新契約締結に向けた動きを見せていると報じられているなか、同指揮官は「ミランは居心地のいい場所。ここにいると、他の選択肢を考えたくなくなる。まだやるべきことがたくさんあるけど、契約や将来についてはまったく心配していない」と告白。さらに「目標は、チームの競争力を高めて、スクデットの獲得。まだ若いチームだけど、上位を狙えるだけの自信は持っている。これからも向上していこう」と“ロッソネロ”での未来を見据えている。

サッカーキング

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