レッドブルの若手育成プログラムに4人の新人が加入。全員がカート参戦中の超若手

2017年9月25日(月)15時23分 AUTOSPORT web

 レッドブル社が運営するドライバー育成プログラム、レッドブル・ジュニアチームは2018年に4人のドライバーを新たに迎え入れることになった。


 新たな4人のメンバーは14歳でノルウェー人のデニス・ホーガー(写真)、イギリス人で13歳のジョニー・エドガーとハリー・トンプソン、14歳でオーストラリア人のジャック・デューハン。デューハンはロードレース世界選手権の伝説的ライダーである、マイケル・デューハンの息子だ。現在は全員がカートに参戦している。


 4人はともに、今週末にイギリスで行われるCIK-FIAカート世界選手権にも出場する。


 メンバーのなかで最年少のエドガーとトンプソンは来シーズンもカートで参戦するものの、ホーガーとデューハンの2名はイギリスF4へと昇格し、アーデンに所属する予定となっている。


 レッドブルF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーは以下のように述べた。


「ポテンシャルを秘めたドライバーが多く登場するときもあれば、そうでないときもある」


「最近のジュニア・フォーミュラではF2、F3、GP3に数人見ただけで、他ではあまり多くの才能を発見できずにいた。それで初心に戻り、カートから年若いドライバーを迎え入れることにしたんだ」


 4人の若手のなかでも突出しているのがホーガーだ。ホーガーのマネージャーは元レースドライバーのハラルド・ユイスマンが務めているが、彼はジェンソン・バトンキミ・ライコネンを発掘し、マネジメントした過去を持つ。


 現在マクラーレンはF3チャンピオンのランド・ノリス、メルセデスはGP3チャンピオンのジョージ・ラッセルを育成ドライバーとして抱えているが、レッドブルはこうした才能ある若手の獲得を逃してきている。


 これまでレッドブルの若手ドライバーの多くは大きな躍進を果たせておらず、たとえばフィンランド人ドライバーのニコ・カリは、すでに同社のプログラムを離れている。リチャード・バーショア、ダン・ティクタム、ニール・バーヘイゲンらもまた、同様の道をたどると思われる。


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