松田宣浩、涙の現役引退 「熱男」で駆け抜けたプロ生活に別れ「もうやり残すことがないくらい練習しました」

2023年9月28日(木)19時39分 ココカラネクスト

引退会見に臨んだ松田。時折、涙も見せた男が胸中を語った。(C)CoCoKARAnext

 思いがこみ上げる会見となった。9月28日、巨人に所属する松田宣浩が都内のホテルで記者会見を実施。現役引退を発表した。

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 40歳でついにその時を迎えた。昨オフにソフトバンクから巨人に移籍した松田は、今季限りで現役を引退すると球団に申し出ていたというが、「今シーズンでユニホームを脱ぎます。(現役の18年間は)私にとって夢のような時間でした」と挨拶をし、引退の経緯を説明している際にはおもわず声を詰まらせ、目頭を押さえて涙ぐんだ。

 2006年に亜細亜大学から大学生・社会人ドラフトの希望枠でソフトバンクに入団。強打の三塁手として黄金期を支えた松田。ホームランを放った直後に見せる「熱男」のパフォーマンスで球場を盛り上げる人気者であると同時に、類まれなリーダーシップでチームを支える好漢として愛されもした。

 プロ通算2000本安打までは168本だけ足りなかった。それでも「一番の目標であった40歳まで現役でプレーするのはクリアさせていただきました。もうやり残すことがないくらい練習しましたし、いっぱい声を出しました」とキャリアを振り返る松田は「いい時もあるし、悪い時もあった」と吐露。最後は「点数を付けると100熱男、100点満点」といつものように笑顔を弾けさせた。

 今後は「プロ野球界に恩返しできるような人間になっていきたいと思う」という松田は、「自分のこれからの目標として野球界の松岡修造さんみたいな、熱い人間になること」を明るく未来のプランを話した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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