「日本は美しい」サモア撃破の桜戦士に称賛の声続々! アルゼンチンメディアは「次は生きるか、死ぬか」と警戒【ラグビーW杯】

2023年9月29日(金)12時6分 ココカラネクスト

チームを牽引した姫野。その活躍は日本を大いに勢いづけた。(C)Getty Images

 8強進出へ。桜戦士たちが力強く前進した。

 現地9月28日にフランス・トゥールーズで行われたラグビーワールドカップ(W杯)2023のプールD第3戦で、日本代表はサモア代表と対戦。1勝1敗同士で1次リーグ突破に向け、負けられない大一番を28-22で逃げ切った。

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 13分にフランカーのピーター・ラブスカフニのトライで幸先よく先手を取った日本は、リーチ・マイケル、姫野和樹(トヨタ)とFW第3列がトライと活躍。前半を17-8と9点リードで折り返す。

 迎えた後半も勢いは衰えなかった。49分に相手の反則で得たラインアウトからモールで押し込み、姫野がトライを奪取。終盤は数的不利となった相手に詰め寄られたが逃げ切りに成功した。

 プレッシャーのかかる一戦を制し、自力での2大会連続8強入りに前進した日本には、各国メディアも称賛の声を送る。イタリアのラグビー専門メディア『ON RUGBY』は「規律のないサモアに日本は容赦しなかった」と組織力で相手を圧倒したブレイブブロッサムズ(ラグビー日本代表の愛称)を絶賛した。

「日本はサモアの果敢なパフォーマンスを前にしても、忍耐強く、そして正確にプランを実行した。それでいて彼らの攻撃は見るからに美しい流動性があり、止めるのは非常に難しいクオリティーがあった」

 また、日本がプールDの最終戦で当たるアルゼンチンでも日本への警戒が早くも強まっている。全国紙『Ole』は「手堅い試合内容で、ガソリンをほとんど使わずに勝利した日本。彼らがもたらした朗報は、ロス・プーマス(ラグビーアルゼンチン代表の愛称)に希望を残した」と強調。さらにスポーツ専門局『Tyc Sports』は「アルゼンチンがチリにボーナスポイントを奪ったうえで勝てば、勝点で並ぶ。そうなれば、次戦は生きるか、死ぬかの決戦だ」と危機感を煽った。

 現時点での総得失点差は日本が+14、アルゼンチンが−8と前者が優位に立っている。それだけに現地9月30日に行われるチリ戦をアルゼンチンがいかなる内容で勝利するのかに注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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