PSGが昨季の“天敵”ニースを撃破! 途中出場のエンバペが終盤に勝ち越しゴール

2022年10月2日(日)6時31分 サッカーキング

途中出場で結果を残したエンバペ [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 リーグ・アン第9節が10月1日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)がホームにニースを迎えた。

 ここまでのリーグ・アンで、PSGは7勝1分と無敗をキープしている。前節のリヨン戦は敵地で難しい展開となったものの、開始早々にリオネル・メッシが挙げたゴールを守り切り、勝ち点「3」を掴み取っていた。この日迎える相手はニース。今夏の移籍市場でカスパー・シュマイケル、アーロン・ラムジー、ニコラ・ペペなど欧州トップレベルでのプレー経験がある選手たちを補強し、上位進出を目指している。

 PSGのスターティングメンバーには、セルヒオ・ラモス、マルキーニョス、アクラフ・ハキミらが入った。最前線にはメッシ、ネイマール、ウーゴ・エキティケが並んでいる。キリアン・エンバペはベンチからのスタートとなった。

 試合は序盤からPSGがボールを握るものの、ニースのコンパクトな守備陣形に苦戦し、なかなかシュートチャンスを作ることができない。それでも、組織的に整った守備は個人の“質”で崩しにかかる。敵陣でミスを拾ったメッシが、ドリブルで中央を突破。巧みなボールタッチでダンテのファウルを誘い、ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得した。キッカーを務めたメッシは、GKシュマイケルが1歩も動けないシュートを沈め、PSGが先手を取った。

 45分には敵陣高い位置でボールを拾ったヴィティーニャがメッシへと繋ぐと、フアン・ベルナトとのワンツーから左足を振り抜く。このシュートは枠を外れている。

 後半開始直後にはニースが反撃へ。右サイドからのクロスボールがDFに当たってわずかに変化すると、ノルディ・ムキエレの前でワンバウンドしてボールが流れる。ボールを拾ったガエタン・ラボルドがワントラップから落ち着いて流し込み、ニースが試合を振り出しに戻した。

 勝ち越したいPSGは59分、エキティケに代えてエンバペをピッチへ送り出す。徐々に攻撃のリズムを取り戻し、ネイマール、メッシらとゴールを脅かす機会を増やすと、83分に逆転に成功。高い位置で相手のパスを狙っていたムキエレが、インターセプトしたボールをヴィティーニャに預けてそのまま駆け上がる。リターンパスを受けたムキエレがマイナスへ折り返すと、エンバペが右足でネットを揺らした。

 試合はこのままタイムアップ。PSGは昨シーズンのリーグ・アンで1分1敗と勝てていなかったニースに、“リベンジ”を果たす格好となった。

 次節、PSGはミッドウィークのCL・ベンフィカ戦を挟み、8日に敵地で伊東純也が所属しているスタッド・ランスと対戦する。一方、ニースは6日にヨーロッパカンファレンスリーグに臨み、リーグでは9日にトロワをホームに迎える。

【スコア】
パリ・サンジェルマン 2−1 ニース

【得点者】
1−0 29分 リオネル・メッシ(PSG)
1−1 47分 ガエタン・ラボルド(ニース)
2−1 83分 キリアン・エンバペ(PSG)

サッカーキング

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