41歳 巨人・中島構想外報道 古巣復帰が急浮上する「理由」とは

2023年10月3日(火)11時30分 ココカラネクスト

中島は節目の2000本まで残り72本となっている(C)CoCoKARAnext

 プロ野球は10月2日から選手への第1次戦力外通告期間がスタート。各球団で戦力外通告を受けた選手の情報が出始めている。

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 そんな中、巨人の中島宏之内野手が来季の戦力構想から外れていると3日付の「スポーツ報知」が報じた。41歳シーズンとなる今季は1軍ではわずか8試合の出場ながら18打数5安打、打率・278と持前の打撃力は健在。若手の台頭もあり出場機会を減らしたが、節目の2000本安打まで残り72本となっており、経験豊富なベテランの去就がにわかに騒がしくなってきた。

 そんな中、水面下で注目を集めるのは古巣・西武の動きにもある。西武では過去にもチームで一時代を築いたベテランを引き取り、花道を飾らせてきた歴史がある。

 最近では「平成の怪物」松坂大輔氏を2019年オフに獲得。西武、メジャー、ソフトバンク、中日と各球団を渡り歩いた剛腕は14年ぶりに古巣に復帰し、その後、2シーズンは結局、2軍も含めて公式戦での登板もないまま引退となったが本人の思いをくんで、十分野球と向き合う時間を与え、きれいな引き際になったことで球団への評価も高まった。

 また現在一軍監督を務める松井稼頭央氏にしても西武の主力として頭角を現し、その後、メジャー、楽天で活躍、最後は西武に移籍し、引退を飾った経緯もある。

 
 その系譜からすれば、中島も西武で一時代を築いたとあって、古巣が獲得に動いても不思議ではないとみられる。

 中島は西武時代の2009年に最多安打のタイトルを獲得、その後メジャーに挑戦し、15年にオリックス入り、4シーズンを戦い、19年から原辰徳監督が復帰した巨人へ合流。後年は右の代打として存在感を発揮した。

 現在、西武でGMを務める渡辺久信氏は2008年に日本一を達成した監督であり、当時主力だった中島は日本シリーズで2本の本塁打を放ち、チームに貢献したVメンバーでもある。

 果たして中島が再びライオンズブルーのユニホームに袖を通す日は来るのか。ファン注目の存在となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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