BMWイェンス・マルカルト代表「スーパーGT×DTM特別交流戦のもう1台はまだ決まっていない」

2019年10月7日(月)1時53分 AUTOSPORT web

 10月6日、DTMドイツ・ツーリングカー選手権第9戦が行われているホッケンハイムで、BMWモータースポーツのイェンス・マルカルト代表がメディアの取材に応じたが、このなかで11月23〜24日に予定されているスーパーGT×DTM特別交流戦に参戦するBMW M4 DTMのドライバーについて、残りのひとりは「まだ決まっていない」と語った。


 10月4〜6日、ホッケンハイムで開催されたDTM第9戦は、スーパーGT GT500クラスの3台のマシンがゲスト参戦し盛り上がりをみせたが、日本のファンにとって楽しみなのが、11月23〜24日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGT×DTM特別交流戦だ。DTM関係者のなかでは『ドリームレース』と呼ばれているレースだが、すでにBMWモータースポーツはアレックス・ザナルディ、そして小林可夢偉の起用を発表した。


 BMWはこのレースに向けて3台のBMW M4 DTMがエントリーすることが明らかにされているが、気になるもうひとりのドライバーについて、BMWモータースポーツのマルカルト代表は、メディアの質問に対し「まだ決まっていない」と答えた。また、可夢偉起用の理由については「そのうち分かるだろう」と笑顔で返している。


 なおこのメディアの取材では、DTMドイツ・ツーリングカー選手権で噂されるハイブリッドシステムの使用についても質問が飛んだが、このレースに先立ち、スーパーGT GT500クラスとDTMで使用されるクラス1規定に参加している6メーカーによる会合『ステアリングコミッティ』でもその話題が出たとマルカルトは明かした。


「ステアリングコミッティが木曜日に行われたが、ハイブリッドについてのアイデアはそのなかでも話された」とマルカルト。


「しかし今の段階では、社会に対してのシナリオがヨーロッパと日本の間で違っている。とはいえ、これまでもさまざまな交渉を我々は乗り越えてきた。11月のスーパーGT×DTM特別交流戦“ドリームレース”の周辺でもう一度我々は話すつもりだ」とマルカルトは今後も協議を進めていきたい考えを示した。

アウディ勢が王者レネ・ラストを富士に送り込むこともあり、日本のファンの希望としてはBMWのエースマルコ・ウィットマンの参戦も期待したいところだ。


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