スアレス、バルサでの苦悩を回想「追い出されている感覚が一番辛かった」

2020年10月10日(土)1時54分 サッカーキング

バルサでの苦悩を振り返ったルイス・スアレス [写真]=Getty Images

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アトレティコ・マドリードに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、今夏の移籍裏を明かした。9日、イギリスメディア『BBC』が報じている。

 スアレスは9月23日、バルセロナからアトレティコ・マドリードに完全移籍で加入した。その翌日に行われた退団会見では目に涙を浮かべるなど、6年間を過ごしたバルセロナは自身にとって特別なクラブだったようだ。

 アトレティコ・マドリードに加入後は、9月27日に行われたリーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)第3節のグラナダ戦で初出場を果たして2得点1アシストを記録し、幸先の良いスタートを切った。しかしスアレスにとって、バルセロナでの最後の日々は耐えがたいものだったようだ。同選手は以下のようにコメントしている。

「何が起こったかは誰もが知っているわけではないが、最悪だったのは、トレーニングに行って、練習試合に出られず、他のみんなとは違うグループに送られてしまったことだ。妻は僕がどれだけ不幸な思いをしているかを知っていて、僕の笑顔をもう一度見たいと言っていた。アトレティコ・マドリードへの移籍のチャンスが来たとき、僕に迷いはなかった」

 また、ピッチ外でも親しい仲にあるというアルゼンチン代表のリオネル・メッシは、スアレスのアトレティコ・マドリードへの移籍をサポートしたという。スアレスはそれについて以下のようにコメントしている。

「レオが僕をサポートしてくれたことに驚きはなかった。彼は僕が経験してきた痛みを知っていたし、僕も彼のことをよく理解しているからね。僕は、追い出されている感覚が一番辛かったんだ。彼ら(クラブ首脳陣)のやり方は正しくなかったし、レオは、僕と僕の家族が苦しんでいたことを知っている」

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