セビージャの新監督にディエゴ・アロンソ氏が就任! カタールW杯ではウルグアイ代表を指揮

2023年10月11日(水)10時45分 サッカーキング

カタールW杯ではウルグアイ代表を率いたディエゴ・アロンソ氏 [写真]=FIFA via Getty Images

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 セビージャは10日、同クラブの新監督にディエゴ・アロンソ氏を招へいしたことを発表した。

 今季はラ・リーガ開幕から3連敗を喫し、8試合を消化した時点で2勝2分4敗と低調なスタートを切ったセビージャは、チャンピオンズリーグ(CL)でも2戦連続ドローで未だ白星を掴めていない。このような状況の中、クラブは8日付でホセ・ルイス・メンディリバル元監督の解任を発表。2022−23シーズン途中の今年3月より指揮を執り、同シーズンのヨーロッパリーグ(EL)ではクラブを大会史上最多7度目の優勝へ導いたメンディリバル元監督と、袂を分かつ決断を下していた。

 メンディリバル元監督の解任発表から2日後、セビージャは新監督の椅子にD・アロンソ氏が座ることを発表した。現在48歳のD・アロンソ氏は、現役時代に母国ウルグアイや隣国アルゼンチンだけでなく、バレンシア、アトレティコ・マドリード、マラガといったラ・リーガのクラブでプレーした経験もある人物。指導者転身後は母国の名門ペニャロールやメキシコのパチューカ、モンテレイ、さらにはMLS(メジャーリーグ・サッカー)のインテル・マイアミなどのクラブチームで指揮官を歴任しており、2021年11月にはおよそ15年間にわたるオスカル・タバレス氏の“長期政権”に終止符を打ったウルグアイ代表の監督に就任。FIFAワールドカップカタール2022の南米予選で苦しんでいた母国を立て直し、4大会連続の本大会出場へ導いていたが、同大会ではグループHを1勝1分1敗の3位で終え、グループステージ敗退の憂き目を見ていた。

 なお、セビージャとD・アロンソ監督の契約期間は2023−24シーズン終了時までのおよそ9カ月間。現在はインターナショナルマッチウィークに突入しているため、一部の選手たちはそれぞれの代表チームに合流している状況だが、同日の夜には既にチームのトレーニングを実施したという。

 D・アロンソ監督にとってのセビージャでの初陣は、21日に控えたラ・リーガ第10節レアル・マドリード戦となる見込み。今季も安定した強さを維持して首位を走っているレアル・マドリード相手に、“新生”セビージャはどのような戦いを見せてくれるだろうか。


【画像】ディエゴ・アロンソ氏がセビージャの新監督に就任!

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