小林可夢偉組のトヨタ7号車、まさかのペナルティで予選タイム抹消。ポールポジションは中嶋一貴組の8号車へ【WEC富士6時間】

2018年10月13日(土)17時33分 AUTOSPORT web

 WEC世界耐久選手権第4戦富士6時間レースの予選が10月13日に行われ、7号車トヨタTS050ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)がトップタイムをマークして母国レースでのポールポジションを獲得したかに思われたが、その後、ペナルティによって予選タイムが抹消されることが明らかになった。このペナルティによって、2番手タイムをマークした8号車(セバスチャン・ブエミ中嶋一貴フェルナンド・アロンソ組)が明日の決勝ではポールポジションからスタートすることになる。


 予選後、TOYOTA GAZOO Racingのチーム関係者がメディアの取材に応えている最中に、衝撃の情報が舞い込むことになった。7号車で最初のアタックを行ったロペスがコントロールタワーに呼ばれ、ペナルティを受けることが確実になったからだ。


 その後すぐにFIAのシュチュワードからペナルティが発表され、7号車のロペスに900ユーロ(約12万円)の罰金とともに、予選タイムが抹消されることが明らかになった


 ペナルティの理由は、ピットロードでの速度違反。60km/hの速度制限があるピットロードで、ロペスは68.7km/hで走行してしまった。


 このペナルティによって、7号車は予選最上位からスタートがなくなり、グリッドの最後位グリッド、またはピットレーンからのスタートになるという。スターティンググリッドはこの後、発表されるとのことで、7号車の処遇については続報を待ちたい。


 7号車としては、前回の第3戦シルバーストンでもポールポジションを獲得したものの、決勝ではスキッドブロックの問題でレースは失格処分。そして今回と、2戦連続のペナルティを受けることになってしまった。


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