U22日本代表がU22アメリカ代表に4失点完敗…MF松木玖生のゴールで一時同点も
2023年10月18日(水)13時26分 サッカーキング
10月のアメリカ遠征に臨んでいるU−22日本代表は14日にU−22メキシコ代表と対戦すると、FW細谷真大の2ゴールなど大量4得点を挙げ、4−1で大勝している。迎えた同遠征2戦目となるU−22アメリカ戦では、MF山本理仁やMF松木玖生、FW細谷真大らが先発出場。また、U−22メキシコ戦からスタメンを5名変更し、GK佐々木雅士やDFチェイス・アンリらがスタートの11人に入った。
試合は開始5分、U−22アメリカ代表のゴールで早くも均衡が崩れる。相手DFの背後のスペースに抜け出したMFパクステン・アーロンソンがゴール前にグランダーのパスを供給すると、走り込んできたMFヨハン・ゴメスが先制点を挙げた。その後もU−22アメリカ代表が主導権を握る展開が続くが、徐々にU−22日本代表にも相手ゴールを脅かすシーンが増えてくる。18分にFW山田楓喜が、20分にMF三戸舜介が、22分にはFW細谷真大にチャンスが訪れるも決めきれなかった。
迎えた35分、U−22日本代表が試合を振り出しに戻した。左コーナーキックのチャンスから、DFチェイス・アンリがヘディングシュートを放つも相手DFにブロックされてしまう。それでも、こぼれ球にいち早く反応したMF松木玖生が押し込んだ。
このまま1−1で前半終了かと思われたが、45分にU−22アメリカ代表が再び一歩前に出る。相手ペナルティエリア内に侵入すると、最後はMFパクステン・アーロンソンがゴールネットを揺らす。“スター・アンド・ストライプス”の若き10番が1得点1アシストの活躍を見せ、U−22アメリカ代表が1点リードで前半を折り返した。
後半の立ち上がりはU−22日本代表が攻勢に出ると、FW細谷真大のシュートがクロスバーを強襲するシーンも。そのなかで次の1点を生んだのは、U−22アメリカ代表だった。右サイドでボールを受けたDFブライアン・レイノルズが針の穴を通すようなパスを送ると、MFエイダン・モリスがワントラップから右足を振り抜く。相手GKの手を弾いて、ゴールネットを揺らした。さらに73分、U−22アメリカ代表はセットプレーからFWダンカン・マクガイアが4点目を決める。
試合はこのまま1−4でタイムアップ。来年4月に行われるU−23アジアカップ及びパリオリンピックに向けたアメリカ遠征を1勝1敗で終え、U−22日本代表は帰国の途につくことになった。
【スコア】
U−22日本代表 1−4 U−22アメリカ代表
【得点者】
0−1 5分 ヨハン・ゴメス(U−22アメリカ代表)
1−1 35分 松木玖生(U−22日本代表)
1−2 45分 パクステン・アーロンソン(U−22アメリカ代表)
1−3 57分 エイダン・モリス(U−22アメリカ代表)
1−4 73分 ダンカン・マクガイア(U−22アメリカ代表)