ファルカオが古巣相手に90+2分の恩返しPK弾!…アトレティコの連勝は3で止まる

2022年10月19日(水)7時49分 サッカーキング

後半AT、古巣相手に同点弾を決めたファルカオ [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第10節が行われ、アトレティコ・マドリードとラージョ・バジェカーノが対戦した。

 チャンピオンズリーグ(CL)では不調ながら、国内リーグでは現在3連勝で3位につけているアトレティコ。週末のベティス戦や必勝のCLに向けて勢いをつけるため、4連勝を目指してラージョを本拠地に迎えた。なお、負傷離脱したヤン・オブラク、コケはメンバー外となった。

 試合は落ち着いた立ち上がりとなるも、先にビッグチャンスを作ったのはアトレティコだった。20分、高い位置から連動したプレスを見せると、パスカットしたアントワーヌ・グリーズマンが素早く右足でクロス。これをゴール前に走り込んだモラタが右足で合わせ、モラタの今シーズン5得点目で先制に成功した。その後はトマ・レマルが負傷交代するアクシデントに見舞われたものの、アトレティコが前半を1点のリードで折り返す。

 追加点を狙うアトレティコは、途中出場のマテウス・クーニャに連続して好機が訪れるもものにできず。するとラージョも、アトレティコからの期限付き移籍でプレーするセルヒオ・カメージョや古巣対戦のラダメル・ファルカオらが徐々にゴールに迫る。早く勝負を決めたいアトレティコは、81分にグリーズマンがゴールネットを揺らしたものの、これはVARの末オフサイドの判定となる。

 そして1−0で試合は最終盤に入ると、ラージョはクロスボールから、ヘディングシュートがホセ・ヒメネスの手に当たり、これがVARの結果PKのジャッジに。これを、過去にアトレティコでゴールを量産したファルカオが古巣ファンの前で決め、90+2分に劇的な同点ゴールを手にした。

 試合はこのまま終了。土壇場で元エースの“恩返し弾”により追いつかれたアトレティコは、リーグ戦の連勝が「3」でストップした。

 次節、アトレティコは23日にアウェイでベティスと、ラージョは22日にホームでカディスと対戦する。

【スコア】
アトレティコ・マドリード 1−1 ラージョ・バジェカーノ

【得点者】
1−0 20分 アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)
1−1 90+2分 ラダメル・ファルカオ(ラージョ・バジェカーノ)

サッカーキング

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