PSV戦では決勝点! アルテタ監督、ジャカの活躍に喜び「彼が楽しんでいる姿を…」

2022年10月21日(金)8時29分 サッカーキング

アルテタ監督(左)が決勝ゴールを挙げたジャカ(右)を称賛 [写真]=Getty Images

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 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)・グループA第2節延期分PSV戦後にコメントを残した。アーセナルのクラブ公式HPが伝えている。

 ホームで開催された“首位決戦”では、序盤からアーセナルが主導権を握ってボールを支配。なかなか得点を挙げられずに迎えた71分、日本代表DF冨安健洋のクロスボールからスイス代表MFグラニト・ジャカがボレーシュートを沈め、先制に成功した。最終的にはこのゴールが決勝点となり、アーセナルはELで無傷の4連勝を記録。2位以上を確定させ、グループステージの突破を決めた。

 試合後、アルテタ監督は「グループステージの突破は最初のステップだと思っていたから、非常に嬉しいよ」と勝利を喜んだ。それでも、「今はこのグループステージを首位を終えることにフォーカスしている。1位通過することで、この先の試合数や対戦相手が変わってくる。そのためには、まだやらなければならないことがある」と続け、グループステージを首位通過する意義についても触れている。

 試合を通してのパフォーマンスについては「選手たちのプレーにはとても満足している。多くの時間帯で主導権を握ることができたし、良い場面も作り出せた」と話しつつ、「最後の3分の1、最後のアクション、特にボックス内でのプレーが少し足りなかった。もっと枠内にシュートを打う場面を増やして、得点数を増やさないとだね」ともコメント。これで公式戦8連勝となり、プレミアリーグでもELでもチームからは自信がみなぎっている。アルテタ監督も「自信はあるし、また勝ちに行くというハングリー精神もある」と、チームの姿勢を高く評価した。

 この試合で決勝ゴールを挙げたジャカは、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアがベンチスタートとなったことに伴い、スタートからキャプテンマークを巻いてピッチに立った。アルテタ監督はジャカのパフォーマンスについて問われると、「彼はゴールを決めるに値する働きを見せていた」と称賛。かつてキャプテンの座をはく奪され、クラブからの退団を望んでいたジャカが、アーセナルで“キャリアハイ”と称しても差し支えないシーズンを過ごしていることへの喜びも口にしている。

「彼は困難な状況に身を置いても逆境に立ち向かう心を持っている。何か違うことをしなければならない時には、誰よりも早く手を上げてくれる存在だ。彼のフットボールに対する姿勢、人となり、クラブにかかわる全ての人々への接し方、そしてこのサッカークラブと職業に対する愛情は疑いようもなく素晴らしいものだ。私自身も、彼が自分のキャリアを楽しんでいる姿を見ることができて、本当に嬉しく思っている」

 ジャカの活躍もあってPSV相手に勝ち点「3」を掴み取ったアーセナル。27日に予定されているEL・グループA第5節、敵地でのPSV戦を引き分け以上で終えれば、決勝トーナメントにストレートインできる首位でのグループ突破が決まる。

サッカーキング

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