【動画】SF第6戦もてぎ、マルチアクシデントの瞬間を捉えたオンボード映像が公開。また、レースディレクターが事実関係を説明

2021年10月22日(金)10時43分 AUTOSPORT web

 10月21日、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は、10月17日にツインリンクもてぎで開催された第6戦決勝にて、3度目のセーフティカー(SC)導入の原因となった21周目のマルチアクシデント時の、各車のオンボード映像をまとめた動画を、スーパーフォーミュラのオフィシャルYouTubeチャンネルに公開した。


 第6戦の21周目、このレース2度目のリスタートを迎えた直後、3コーナーで坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)が単独スピンを喫し、その後方を走る山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)と平川亮(carenex TEAM IMPUL)が接触、リスタート早々に3台がリタイアするという展開となった。


 この同時多発的アクシデントについて、接触やスピンの瞬間が中継映像では垣間見ることができなかったが、21日に公開された動画では、坪井、そして坪井と9番手争いを展開していた小林可夢偉(KCMG)。山本、平川、そして2台の背後を走行していた福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)のオンボード映像が収録されている。


 また、スーパーフォーミュラオフィシャルサイトには、JRP派遣レースディレクターの宮沢紀夫氏による、 『スーパーフォーミュラ第6戦もてぎ大会決勝レースSC導入3回目の原因について』という説明が掲載された。


 下記にその全文を掲載する。


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もてぎ大会決勝レース21周目ターン3での停止車両を回収するため導入したSCの原因について、誤った情報が散見しておりますので、あらためて競技団が確認した事実関係についてお知らせします。


グラベル上に停止した3台の車両については、「38号車はターン3進入時に単独スピンをしてグラベル停止」「1号車と20号車は順位争いの中で軽い接触をしたのですが、不運にも1号車は進行方向左側グリーン上をスピンしながら進みグラベル停止、20号車は進行方向右側のグリーン上を、コントロールを失った状態で進みグラベル停止」したものです。


また、ターン2からターン3に向けて、速度を落として走行していた64号車は、「自車が既に周回遅れだった事からシリーズ規則を遵守して後方の先行車両に進路を譲っていた」ものであり、停止車両の発生原因とは一切関係ありません。


よって、今回の同現場での事象は、難しいトラックコンディションの中で発生してしまった残念な事故であり、特定のドライバーに原因があったものではありません。


JRP派遣レースディレクター宮沢紀夫


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■アクシデントLAP21 坪井、平川、山本3台がリタイア | 2021 Super Formula Rd.6 MOTEGI


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