製作期間約2年。ケン・ブロック、ジムカーナ動画最新作に登場する新車『フーニトラック』公開

2018年10月26日(金)15時55分 AUTOSPORT web

 ラリーやラリークロスなどで活躍するケン・ブロックは2018年12月に公開する動画動画『ケン・ブロック・ジムカーナ』の最新作『GYMKHANA TEN』で使用した1977年型フォードF-150ベースの『Hoonitruck』を公開した。


 ケン・ブロック・ジムカーナシリーズは、ブロックによる”神業”ともいえる圧倒的なドライビングテクニックと、そのド派手な演出で全世界でも圧倒的な再生回数を誇る動画。その迫力あるアクションを一度は見たことがある方も多いはず。


 その最新作にあたるジムカーナ10は12月7日にアマゾンプライムビデオで先行公開され、12月17日にはブロックが率いるフーニガンの公式YouTubeチャンネルで全世界に公開される予定だ。


 そんなシリーズ最新作でブロックの愛機を務めるのが、今回発表されたフーニトラック。ブロックの父も乗っていたというピックアップトラック、フォードF-150がベース車となっている。


 心臓部にはWEC世界耐久選手権やル・マン24時間耐久レースを戦っているフォードGTと同じく、3.5リッターのV型6気筒エコブーストエンジンが搭載されている。最高出力は914馬力。


 駆動方式については4輪駆動に改造されているほか、シャシーやボディーワークなどもカスタムメイド。ただしボディーについては現行の市販F-150と同じミリタリーグレードのアルミニウムが使用されているという。


「このプロジェクトには2年近い時間を費やしてきた」とブロック。


「完成した姿には満足しているし、僕がこれまで見てきたなかでもっともユニークで、もっとも“ワル”に仕上がったよ」


「この巨大なマシンでジムカーナに挑むのはクレイジーだったけど、カメラ越しに見るとかなりワイルドな印象を受けるはずだ。それが僕たちの狙いなんだけどね」


「完成した映像を早く観てもらいたい。ひと目で虜になること間違いなしだ!」



『フーニトラック』は1977年型フォードF-150がベース
心臓部にはLM-GTEプロクラスを戦うフォードGT譲りのエンジンを搭載
1977年型フォードF-150ベースの『フーニトラック』
1977年型フォードF-150ベースの『フーニトラック』
1977年型フォードF-150ベースの『フーニトラック』


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