MotoGPオーストラリアGP:天候の悪化により最高峰クラスの予選は中止。日曜に予選・決勝が実施予定

2019年10月26日(土)13時47分 AUTOSPORT web

 フィリップ・アイランド・サーキットで行われているMotoGP第17戦オーストラリアGPで、予選日におけるMotoGPクラスのフリー走行4回目以降のセッションが、天候の悪化を理由に中止となることが発表された。予選Q1、Q2は決勝日に行われる予定ということだ。


 午前中に行われたフリー走行3回目は気温が低く、ときおり雨が落ちる天候。多くのライダーがセッションのほとんどの時間をピットで待機した。残り時間5分ほどになって続々とライダーたちが走行を開始。最終的に、マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)がトップタイムを記録した。


 2番手にはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)、3番手にはポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)がつけている。前日のフリー走行1回目で転倒を喫し、フリー走行2回目の走行を見合わせたファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)はフリー走行3回目を走行し、6番手タイムをマークした。とはいえ完全に回復しているわけではないようで、バイクを降りると足を引きずる様子を見せている。


 この日は雨粒が落ちたかと思えば青空がのぞき、さらには強い風が吹くライダー泣かせの非常に不安定な天候となった。Moto3クラスの予選Q1では、4コーナーで転倒やオーバーが相次ぎ、コースコンディションの悪化を理由にセッションが中断されている。このため、MotoGPクラスのフリー走行4回目も当初から20分遅れで始まった。


 セッション開始10分、1コーナーでミゲール・オリベイラ(KTMテック3・レーシング)がクラッシュ。ハイスピードでのクラッシュとなり、何度もグラベルを転がったオリベイラは、すぐに起き上がることができなかった。その後の情報で、オリベイラはメディカルセンターに運ばれたということだ。


 さらにセッションが残り13分を切って、コースコンディションの悪化を理由に、再び赤旗中断。確認できたところによると、ライダーたちが集められてセーフティコミッションが行われたようだ。


 その後、天候を理由に、この日のMotoGPクラス フリー走行4回目以降のセッションが中止となることが正式に発表された。MotoGPクラスの予選Q1とQ2については明日の日曜日に行われる予定で、それにともないウオームアップ走行のタイムスケジュールが変更になるという。


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