プレミア選手のこだわり4選。サラーは猫好き?ハーランドの日課とは?

2022年10月27日(木)18時0分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

サッカー選手に関わらず、きっと人間ならば誰しも1つはあるであろう「こだわり」。これだけは譲れないという習慣や、あれだけは絶対に必要だ!という思い入れは、皆さんにもあるのではないだろうか。


ここではプレミアリーグで活躍中の選手4名(モハメド・サラー、アーリング・ハーランド、ハリー・ケイン、ミゲル・アルミロン)の興味深いこだわりを紹介していこう。




リバプール FWモハメド・サラー 写真:Getty Images

モハメド・サラー(リバプール)


リバプールでプレーするエジプト出身のFWモハメド・サラーは、同国の代表キャプテンも担う現代サッカー界のレジェンドの1人だ。今2022/23シーズンが始まって以来、リバプールは不調続きで現在プレミアリーグ8位(第13節終了時点)。直近第13節(10月22日)ノッティンガム・フォレスト戦では、後半55分に得点を許してしまい屈辱的な敗北に。翌欧州CL(10月27日)アヤックス・アムステルダム戦では、サラーが先制点を挙げて3-0で勝利している。


そんなワールドクラスプレイヤーのサラーには、どんなこだわりがあるのだろうか。実は大の動物好きで、現在家族の一員として2匹のグレー色のシャム猫と暮らしている。オフの時間には愛猫たちとのんびりした時間を過ごしているようだ。猫達を見つめるサラーの笑顔には、これでもかというほど優しさが滲み出ている。





今年(2022年)4月には、自身のSNSに生物多様性に関する短い動画を公開しているサラー。動画では本人がナレーターを務め、「動物には人間同様に命があり、生き残っていくべき」と語りかけている。サラーのこだわりとは、愛する動物と家族として末長く暮らせる人生自体と言えるだろう。




マンチェスター・シティ FWアーリング・ハーランド 写真:Getty Images

アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)


鳴り止まないサポーターの歓声と、取り囲むメディアにチームメイト。マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの前人未到プレーは、おさまることを知らない。2022/23シーズン、8試合に3度のハットトリックという驚異のプレミアリーグ新記録を樹立した。


本人の見つめる先には一体何があるのだろうか?単なる個人的な名誉や、クラブの栄光獲得では物足りないのではないかと想像する。ある意味、どこにも当てはまらないニュータイプとも言えよう。


そんなハーランドには数年前から行っているこだわりの日課がある。それは、スマートフォンのアラームを「UEFAチャンピオンズリーグ・アンセム(讃美歌)」に設定すること。この曲で毎朝目を覚ますそうだ。ハーランドにとって、チャンピオンズリーグ(CL)は幼い頃からの特別な想い入れのある大会。常に心に鳴り響いているであろうこの曲を、1日の始まりに選ぶというのは、ある意味プロとしての覚悟が感じられる。


CL観戦経験がある方にはお馴染みの同曲。改めて全てをじっくり聴くと、サッカーらしい力強さというよりも、確かに朝の雰囲気を兼ね備えていて朝日と川のせせらぎ、そして野鳥のさえずりがしっくりくる。繊細で美しく、流れるような旋律がやみつきになりそうだ。歌詞はというと、ドイツ語・フランス語・英語の3ヶ国語で構成されており、内容は「とにかく(参加チームは)最高でチャンピオンにふさわしいぞ!」とプレイヤーたちを鼓舞するもの。「最高だ!」という言葉を聴きながら朝目覚めたら、間違いなく最高の1日を過ごせる気がする。皆さんもハーランドとお揃いの目覚まし曲にするのは如何だろうか?


トッテナム・ホットスパー FWハリー・ケイン 写真:Getty Images

ハリー・ケイン(トッテナム・ホットスパー)


トッテナム・ホットスパーのFWハリー・ケイン。イングランド代表のキャプテンでもあり、最近(2022年10月10日)はポジティブ思考を啓蒙する新規事業もスタートした。


イングランドのレジェンドとなるまでには多くの苦難を乗り越えてきたケイン。その側にはいつも同じ人物が寄り添い、共に歩んできたという。それが現在の妻であり、古くからの幼馴染で大親友のケイティ・グッドランドだ。ケインの彼女に対する愛情はストライカーの如く非常に強いもので、時々妻グッドランドからは「ちょっと異常なほど!」と冗談で言われるほどだそうだ。


そんなケインこだわりの行動は、既に多くの方が目にしているであろう、シュートを決めた後の左手薬指にキスをするというもの。そう、結婚指輪にキスをすることによって、グッドランドへの感謝と愛、そして敬意を示しているケインのこだわりの仕草なのだ。


しかしながら、IFAB(国際サッカー評議会)の2022/23ルールでは、指輪などのアクセサリーは危険であるため全て外す規定がある(テーピングで覆い隠すことも禁止)。ケインが審判達に注意を受けているのか否かは不明である。




ニューカッスル・ユナイテッド  MFミゲル・アルミロン 写真:Getty Images

ミゲル・アルミロン(ニューカッスル・ユナイテッド)


現在ニューカッスル・ユナイテッドで活躍中のMFミゲル・アルミロンは、パラグアイ出身であり同国の代表プレイヤーでもある。プレミアリーグ第13節(10月24日)ではトッテナムを相手に2-1で勝利を収めたニューカッスル。ポイントとなったのはハーフタイム直前のミゲルのシュートだった。


そんな粘り強くパワフルなプレーの背景には、どんなこだわりがあるのか。ミゲルは、パラグアイでは主流のお茶「マテ茶」にこだわりがあるようだ。



肉食が主なパラグアイでは、ビタミンやミネラルを豊富に含むマテ茶を積極的に飲む習慣がある。そのため、多くのマテ茶ブランドが存在するが、ミゲルは「イェルバ・マテ・パジャリト(Yerba Mate Pajarito)」というマテ茶でオフの時間を有意義に過ごすことがこだわりのようだ。


本人の公式SNSには数多くのマテ茶愛溢れる投稿がされており、愛用の専用マグカップ「クイア」と呼ばれる容器も非常に可愛らしい。興味のある方は、ミゲルこだわりの本格的なマテ茶を試してみてはいかがだろうか。家族揃って美味しいお茶を飲みながら過ごす時間は、究極の癒しと言えるだろう。

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