井上尚弥の覇道に「議論の余地なし」と米老舗誌 重鎮も太鼓判、タパレスとの4団体統一戦は「見事にパスすると確信している」

2023年10月28日(土)6時30分 ココカラネクスト

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 プロボクシングWBC・WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)と、WBA・IBF同級王者マーロン・タパレス(フィリピン、31)による、世界4団体王座統一戦が12月26日に東京・有明アリーナで行われることが発表された。

 海外メディアなどではすでに、両者の試合についての開催日程の情報も流れていた中、10月25日、日本国内でも主役である井上の会見も開かれるなど、ファン待望のビッグマッチがついに正式決定となった。

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 井上が現在保持する2本のベルトを手にすることとなった、6月の対スティーブン・フルトン戦直後より、タパレスとの統一戦実現への気運は高まり続け、はやくから互いの存在を意識したコメントなども報じられてきていた。そして、ついに年末での試合開催が正式に発表されたことで、この一戦に対する海外メディア、さらにボクシング関係者の期待も膨らんでいるようだ。

 米ボクシングサイト『The Ring』は日本での試合日程の発表を受け、公式サイト上において「ナオヤ・イノウエが再び、議論の余地のないチャンピオンになろうとしている」と報じた。老舗誌として知られる同メディアは2階級での4団体王座統一に臨む井上への期待をそう表現している。

 また、米格闘技メディア『NotiFight』では、トップランク社CEOのボブ・アラム氏による井上タパレス戦へのコメントを紹介した。重鎮プロモーターからも「モンスター」の偉業達成を望むとする声が伝えられている。

「ナオヤ・イノウエは、パフォーマンスのたびにスリルを与えてくれる。我々はキャリアの全盛期にある伝説的なファイターを目の当たりにしている。12月26日、彼はマーロン・タパレスという強力でパワフルなフィリピン人チャンピオンを相手に非常に厳しい戦いを強いられるが、私は “ザ・モンスター “がこの試練を見事にパスすると確信している」

 31歳のチャンピオン、タパレスも難敵ではあるものの米国内での反応をみる限り、井上勝利の可能性は高いようだ。12月26日、今年2度目となる、日本人王者による4団体王座統一の瞬間が訪れることとなるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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