Fインディア、2018年末にオコンを失う可能性を示唆。「メルセデスF1の要請があれば従う」

2017年11月1日(水)16時39分 AUTOSPORT web

 フォース・インディアF1チームのチーフオペレーティングオフィサーを務めるオットマー・サフナウアーは、2018年シーズン終了時にチームがエステバン・オコンを失う可能性があることを認めた。


 オコンはその驚くべき堅実さとパフォーマンスで、レースを重ねるごとにF1で最も有望かつ才能あるドライバーのひとりであるというポジションを固めてきた。


 オコンはサポートを受けるメルセデスに恩義があり、もし求められれば移籍する可能性がある。サフナウアーはAuto Motor und Sport誌に以下のように語った。


「彼はメルセデスのドライバーだ。メルセデスは彼のキャリアを金銭的にバックアップしてきた。従って彼らには彼(オコン)に対する一定の権利がある。我々は、トップチームで世界タイトルに挑む彼のチャンスをつぶしたくはない」


 もしもメルセデスが手招きするならば「我々はエステバンを放出するだろう」とサフナウアーは言った。


 オコンとセルジオ・ペレスは2018年シーズンの間は現在のチームに尽力する。しかしながらサフナウアーは、再来年にオコンの後任とする可能性も視野に入れつつ、フォース・インディアが来季には正式なリザーブとして3人目のドライバーを追加する可能性があることを示唆した。


「我々はヒュルケンベルグ、ディ・レスタそしてリウッツィのケースで成功した。彼らは全員、1年のテスト期間を経てレギュラードライバーに昇格した」


 フォース・インディアのリザーブドライバーには、最近トロロッソを放出されたダニール・クビアトが候補にあがっているとの噂もある。


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