2034年のW杯はサウジアラビア開催へ!…オーストラリアが招致断念で唯一の立候補国に

2023年11月1日(水)10時52分 サッカーキング

ワールドカップ2034年大会はサウジアラビアが唯一の立候補地に [写真]=Getty Images

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 2034年に予定されているFIFAワールドカップについて、サウジアラビアでの開催が濃厚となった。10月31日、『BBC』など複数の主要メディアが一斉に報じている。

 2034年に開催されるFIFAワールドカップの開催国をめぐっては、先月初めに国際サッカー連盟(FIFA)がアジアサッカー連盟(AFC)およびオセアニアサッカー連盟(OFC)いずれかの加盟国のみ立候補を受け付けると発表。かねてから招致に向けた動きを見せていたサウジアラビアがすぐさま立候補を表明し、日本サッカー協会(JFA)を含むAFCの加盟国の多くがこれを支持する意向であると報じられた。

 そんななか、当初は対抗馬と目されていたオーストラリアが2034年大会の招致に向けた立候補を行わないことが明らかに。現地時間10月31日、同国サッカー連盟(FFA)は声明にて「我々はFIFAワールドカップの開催地に立候補することを検討してきたが、あらゆる要素を考慮した結果、2034年大会を開催しないという結論に達した」と発表したうえで、「我々はFIFAとFIFAワールドカップ2034の最終開催国が、この競技の利益とスポーツを愛するすべての人々にとって最高の成功を収めることを願っている」と強調した。

 FIFAは同日、サウジアラビアが2034年大会の唯一の開催立候補地であることを発表。同連盟のジャンニ・インファンティーノは自身の公式Instagramにて、2034年大会の開催国をサウジアラビア国旗の絵文字で表しつつ、次のように綴っている。

「フットボールは他のスポーツ以上に世界を団結させる。FIFAワールドカップは団結と包摂のメッセージを表現する完璧なショーケースであると同時に、異なる文化がどのように一緒になり、お互いを学び、より理解できるかということを示す重要な実例でもある。分断が進み、攻撃的な世界で暮らすなか、我々は世界をリードするフットボールというスポーツが他の例を見ないほど団結していることを改めて示している。我々はこのような団結の機会を必要としており、今後のFIFAワールドカップはその点においてユニークな力をもたらしてくれるだろう」

 2034年大会の開催国は、FIFAの理事会を経て来年に正式発表される見込み。なお、2026年大会はアメリカ、カナダ、メキシコの北中米3カ国、2030年の100周年記念大会は、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、スペイン、ポルトガル、モロッコの3大陸にまたがる6カ国で開催される予定となっている。

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