ついに始まる“空前絶後の争奪戦” 大谷翔平のFAに海外メディアでも緊張感「オオタニは最大クラスの大物になる」

2023年11月2日(木)17時30分 ココカラネクスト

いよいよFAが始まるメジャーリーグ。そんななかで大谷の去就により一層の注目が集まっている。(C)Getty Images

 現地11月1日にワールドシリーズ第5戦が行われ、レンジャーズがダイヤモンドバックスに5-0で撃破。通算対戦成績を4勝1敗として球団史上初となる“世界一”に輝いた。

 これによってメジャーリーグは2023年シーズンが集結。現地11月2日からは今季で原稿契約が満了となるフリーエージェント(FA)選手たちが出る。今オフの移籍市場における目玉とされている大谷翔平(エンゼルス)もそのうちの一人だ。

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 最初の5日間はエンゼルスのみが交渉可能となるが、以降は国内外の全球団と話し合いが行える。キャリア初のFAとなる大谷には、すでにドジャース、メッツ、ジャイアンツ、マリナーズなど複数の強豪球団が獲得に動くと見られており、移籍金はメジャー史上最高額となる5億ドル(約750億円)を超えると予想されている。まさに空前絶後の争奪戦が幕を開けるわけである。

 現球界で「唯一無二」と評される二刀流で、あらゆる壁を乗り越え、数多の金字塔を打ち立てきた。そんな史上最高とも言われる偉才の去就に、海外メディアでも「いよいよ始まる」と言わんばかりに緊張感と注目度が高まっている。

 北米はもちろん、中南米の野球情報も発信しているスペイン紙『AS』は「ショウヘイ・オオタニの運命は依然として謎に包まれている。FA交渉が解禁となれば、彼は間違いなくメジャーリーグにおける移籍市場で最大クラスの大物になる」と指摘。また、米老舗スポーツメディア『Sporting News』は「もちろん、今年はショウヘイ・オオタニに注目が集まるだろう。MLB史上最も才能のある選手との契約には誰もが注目する」と強調し、特大の注目を集める理由を端的に指摘している。

「彼が注目を集める理由は、つまりユニコーン(『唯一無二』を表すスラング)だからだ。彼が受けたトミー・ジョン手術の影響は、入札競争の激しさをわずかに少し和らげるかもしれないが、争奪戦が起きないというのは不可能な話だ。いいか? 一気に動くぞ。ベルトを締めるんだ!」

 過去に様々なドラマが起きてきたメジャーリーグのFA市場。そのなかで大谷はいかに新天地を見出すのか。二刀流スターの一挙手一投足に熱視線が注がれる日々が始まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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