アルファロメオF1、2020年もジョビナッツィを起用。ライコネンとのコンビ継続が決定

2019年11月5日(火)12時47分 AUTOSPORT web

 アルファロメオ・レーシングは、2020年シーズンもアントニオ・ジョビナッツィを起用することを発表した。ジョビナッツィはチームメイトのキミ・ライコネンとともに2020年もレースを続けることになる。


 チーム代表のフレデリック・バスールからは、シーズン後半のジョビナッツィの進歩について前向きなコメントが出ていたことから、ジョビナッツィのチーム残留は明らかではないかと見られていた。


 しかしニコ・ヒュルケンベルグが今年限りでルノーを離脱することが突如決まったことから、専門家たちはヒュルケンベルグがアルファロメオのドライバー候補になると考えていた。


 だがその可能性は正式に退けられ、ヒュルケンベルグは2020年にF1グリッドから離れる可能性が高い。


 ジョビナッツィはチーム残留が決まったことについて、次のようにコメントを発表した。


「2020年もチームに残れることになって本当に嬉しい。F1での僕の最初のシーズンにおいて、信じられないほどのサポートを受けることができて感謝している。僕がチームに加入して以来、全員が僕のそばについていてくれた。彼らと一緒に僕たちの旅を続けることを楽しみにしている」


「今年はたくさんのことを学んだので、来年は大きくステップアップできると自信を持っている。僕はもうルーキーではないし、それは言い訳にはならない。(2020年は)チャンピオンシップが始まったらすぐに競争力を発揮して、チームが僕に示してくれた信頼に応えたい」


 またバスールはジョビナッツィについて、「アントニオは今年素晴らしい仕事をした」と語った。


「2020年も彼がアルファロメオ・レーシングに残留することを報告できてとても喜ばしい」


「彼がチームにいかに溶け込んできたかということや、最初のF1シーズンにおいて一貫して改善を見せてきたことは、非常に前途有望な見込みを示している。これからともに仕事を続けていくうえで、彼の完全なポテンシャルを解き放つのを待ちきれないくらいだ」


「アントニオは非常に速いドライバーとして頭角を現してきた。キミ(ライコネン)のようなレベルの高いベンチマークが側にいるというのにだ。彼は経験を増やすにつれて、さらにいっそう成長していくと我々は期待している」


「彼の技術フィードバックや仕事上の倫理、そしてポジティブな取り組みは、我々がチームを前進させる役に立つだろうし、来年の不動のラインアップにしても同様だろう」


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