吉井ロッテ オフ第一弾の朗報は捕手・田村の宣言残留 「さすが漢!」ファンからも歓喜の声

2023年11月10日(金)12時45分 ココカラネクスト

吉井監督も信頼を置く、チームの頭脳だ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 ロッテ・田村龍弘捕手が11月9日、FA宣言をして残留することを表明した。

 プロ11年目の今季、海外FA権を取得。去就が注目されていた。球団を通じて「宣言して残留することになりました。生涯ロッテで頑張りたいという気持ちから、こういう形にしました。自分なりの決意表明です。マリーンズに恩返しがしたい。ファンの人に恩返しをしないといけないという気持ちで一杯です」と〝生涯ロッテ〟宣言。改めて日本一を目指すとした。

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 この意思表明には、早速ロッテファンの間からもSNSを通じて、「残留してくれてありがとう!」「さすが漢!」など、男気あふれるキャラクターからつけられた愛称をもじって、感謝の言葉が続々と伝えられている。

 
 今季は78試合に出場。打率.166、2本塁打、19打点。たくみなリードでも知られ、リーグ2位に躍進したチームを守備面で支えた。

 一方で生涯ロッテを表明した田村の課題といえば、打撃面にもありそうだ。今季は3年ぶりの本塁打を放ったことも話題を呼んだが、打撃が課題とされるチームにおいては攻撃面でも上積みが求められているとあって、この点では奮起が期待されている。

 若い投手陣が多い中、兄貴分として知られ、まさに扇の要の存在となっている。シーズン終盤の粘り強さもファンの感動を呼んだ。来季も「ミラクルロッテ」の中心に田村がいることは間違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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