ハミルトンのメルセデスW12にリヤウイングの技術違反。予選失格の可能性

2021年11月13日(土)7時47分 AUTOSPORT web

 F1第19戦ブラジルGP予選後、ルイス・ハミルトンのメルセデスF1 W12に技術違反が見つかったことで、ハミルトンがペナルティを受ける可能性が出てきた。


 スプリント予選フォーマットの週末、金曜に予選が行われ、ハミルトンはトップタイムをマークし、土曜スプリント予選でのトップのグリッドをつかんだ。


 ところが、予選後の車検により、技術規則違反が見つかったと、FIAテクニカルデリゲートのジョー・バウアーが発表した。


「44号車の最上部リヤウイングエレメントの調整可能位置が、2021年F1技術規則第3.6.3条に準拠しているかどうかをチェックした」とバウアーは述べている。


「最少距離は要件を満たしていた。しかし、DRSシステムを展開し、TD/011-19に従ってテストした際、85mmの最大距離の要件は満たされていなかった」


「私はこの件を検討するようスチュワードに報告する」

2021年F1第19戦ブラジルGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

 チーム代表者が聴取を受けた後に、ペナルティについての判断が下される。ハミルトンはリザルトから除外され、最後方スタートを強いられる可能性がある。


 ハミルトンは金曜の時点で5基目のICEを入れており、日曜決勝で5グリッド降格ペナルティを受けることが確定している。

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