WEC:ロードカーと同日公開。アストンマーチン、新型『バンテージGTE』を11月21日発表

2017年11月20日(月)19時31分 AUTOSPORT web

 アストンマーチンは11月21日(火)、フルモデルチェンジを実施した2シータースポーツクーペ『バンテージ(VANTAGE)』を発表する。これにあわせて、WEC世界耐久選手権のLM-GTEカテゴリーに参戦しているアストンマーチン・レーシングでは同日に新型『バンテージGTE』の初披露を予告するティザー映像を公開している。


 11月18日、WEC第9戦バーレーンにおいてLM-GTEプロクラスに参戦する2台のアストンマーチン・バンテージがラストレースを迎えた。『V8バンテージ』をベースモデルとするレーシング・バンテージは2008年、当時のFIA GT2規定に準拠したバンテージGT2としてレースデビュー。


 以後、ル・マン24時間や日本のスーパーGT300クラスなどに参戦し、2012年からはLM-GTE規定車としてWEC、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズなどで活躍した。

アストンマーチン・レーシングは2012年のWEC初年度からワークス参戦。以後バンテージGTEで参戦し続けている。


 2016年にはLM-GTEマシンのスピードアップを図る新規定に基づき、エクステリアではリヤに大型ディフューザーの設置を備えたほか、リヤウイング位置の変更、フロントスプリッターの大型化、カナードの増設など、ベース車両は同じながらも大きくパフォーマンスを向上させるアップデートを施している。


 その成果は2016年のLM-GTEプロクラス、今季のLM-GTEアマクラスのドライバーズ、チームチャンピオンのダブルタイトル獲得として表れ、2017年もプロクラスではタイトル争いには加われなかったもののル・マンクラス優勝という結果につながった。

2017年のル・マン24時間でLM-GTEプロクラス優勝を飾った97号車アストンマーチン・バンテージ


 そんなバンテージGTEの新型はこれまでの自然吸気V8エンジンからV8ターボエンジンになることが予想されており、今回公開されたティザー映像でもエンジンのモデリングに2機のターボチャージャーの存在を確認することができる。


 また、エアロパッケージではリヤウイングステーの形状がスワンネック型に変更されているようだ。


 そんな新型アストンマーチン・バンテージGTEはイギリス時間の21日(火)20時00分(日本時間22日(水)5時00分)から行われるカンファレンスで発表される予定となっている。



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