「サムライの背骨はブンデスで培われた」ブンデス公式が日本戦を警戒 「ハセベの後継者」と鎌田大地のポテンシャルを強調

2022年11月21日(月)19時16分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 いよいよ開幕を迎えたサッカーワールドカップカタール(W杯)大会。グループEの日本代表は11月23日にドイツ代表との初戦を迎える。

 今回が7度目のW杯出場となるなど成長を遂げてきた日本だが、過去優勝4度を誇り、自国のプロリーグは世界の「5大リーグ」の一つとして数えられるサッカー大国との一戦は、やはり厳しい勝負であることに変わりはない。

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 だが、対戦相手であると同時に、サッカーの歴史の中では日本にとっては古くからさまざまな関係を築いてきた国でもある。そして大一番となる初戦を前に、ドイツブンデスリーガ公式サイトでは、日本、ドイツ両国のサッカー界の関係を伝えながら、試合展開の予想なども行なっている。

「サムライブルーの背骨は、ブンデスリーガで培われたものだ。ドイツ国内リーグには現日本代表が8人在籍している」

 記事では、多くのブンデスリーガ所属選手が日本代表の主力となっていることを、そう表現している。さらに「1977年にケルンと契約したヤスヒコ・オクデラが日本からドイツに渡った最初の選手であり、1983年にはカズオ・オザキがそれに続く。2000年代に入ってからは、その勢いがさらに加速し、2008年に加入したマコト・ハセベは38歳で362試合に出場している」として、同リーグ入りを果たした日本人プレーヤーを振り返った。

 その上で「ヨーロッパリーグ決勝のレンジャーズ戦で勝利を収めたフランクフルトのダイチ・カマダはクラブと代表の両方でハセベの後継者となれる可能性が非常に高い」として、W杯メンバーでもある鎌田大地の実力を評した。

 さらに同メディアは「26歳のカマダは今シーズン、13試合に出場して7ゴール3アシストと、ブンデスリーガのスター選手の一人である。2022/23シーズン、ドイツのトップリーグ全体で彼よりも直接的にゴールに絡んだ選手はほんの一握りだ」と鎌田のスタッツを称えている。

 他にも、吉田麻也や板倉滉、浅野拓磨等の名前を挙げ「ドイツで活躍した選手たちが、様々なポジションで活躍していることも、日本代表にとって有利に働くはずだ。グループEの戦いは簡単ではなく、何が起こるかわからない」と自国リーグ所属選手の存在を強調した。

 W杯初対戦を通じて、日本サッカーの歴史に大きな影響を及ぼしてきたドイツに対し、これまでの成長の証を示すことができるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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