フェリペ・マッサ、デイトナ24時間に参戦へ。複数回のテストを経てLMP2チームから出場決定

2023年11月30日(木)11時31分 AUTOSPORT web

 フェリペ・マッサのIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権デビューが決定。ブラジル出身の元F1ドライバーは、LMP2チームのライリー・モータースポーツが走らせる『オレカ07・ギブソン』のラインアップの一部として、2024年1月のデイトナ24時間レースに出場することとなった。


 Sportscar365が最初に報じたように、42歳のブラジル人ドライバーは今年初めにデイトナ・インターナショナル・スピードウェイを訪れ、同チームのLMP3カー『リジェJS P320・ニッサン』でテスト走行を実施した後、ライリーのシートを獲得する可能性があった。


 その後、今季2023年のLMP3チャンピオンチームによるテストセッションは今月上旬にもデイトナで行われ、、今週はミシュラン・レースウェイ・ロード・アトランタで追加のテストが実施された。マッサ起用のニュースはこの段階で確認されたものだ。


 マッサは、同郷のフェリペ・フラガとフルシーズンのコドライバーであるガー・ロビンソン、そしてIMSAミシュラン・エンデュランス・カップに参戦するジョシュ・バードンとともにLMP2にエントリー。74号車オレカ07・ギブソンのドライビングを分担する。


「僕はつねにこれらのレースのひとつをキャリアの中でやろうとしていた」と自身のSNSに投稿したマッサ。


「ライリー・モータースポーツからデイトナ24時間レースに参戦するのは初めてだ」


「ここアメリカではとても素晴らしく重要なチームだから、招待してくれたガー・ロビンソンに、そして“僕の弟”のフェリペ・フラガに心からお礼を言いたい」


「僕たちは(ブラジルの)ストックカーでレースをしてきたが、この重要なチームで一緒に走るのは初めてだ」


「また、レースではジョシュ(・バードン)を加えて4人のドライバーで戦うことになる。本当に嬉しいよ。この重要なレースで一緒に戦えることは、僕にとって素晴らしい経験になると確信している」


 レギュラードライバーのひとりであるロビンソンは、マッサとマシンを共有できることを「夢の実現」であると付け加えた。


「チャンスが訪れ、フェリペ・マッサとフェリペ・フラガという“レジェンド”とマシンをシェアできることになった。それは夢の実現にほかならない」


「チェックボックスにある“クール”の欄すべてにチェックを入れるよ」


 ライリー・モータースポーツにおけるマッサのエントリーは、フルシーズンやエンデュランス・カップのためのドライバーを設定したチームとの今季1回限りのものになる見込みだ。

2023年シーズン、ライリーはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のLMP3クラスに参戦し、シリーズチャンピオンを獲得している。
2023年IMSA最終戦プチ・ル・マンで、LMP3年間表彰を受けるライリー陣営。左からフェリペ・フラガ、ガー・ロビンソン、ジョシュ・バードン。ロビンソンがドライバータイトルを、ライリーはチームタイトルを獲得した。



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