三好が先制弾も…日本人対決は1アシストの伊東に軍配、ヘンクが7連勝

2020年12月6日(日)23時24分 サッカーキング

ヘンクの伊東(左)とアントワープの三好(右)が対戦した [写真]=Getty Images

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 ジュピラー・プロ・リーグ第15節が6日に行われ、MF伊東純也が所属するヘンクとMF三好康児が所属するロイヤル・アントワープが対戦した。伊東は4試合連続、三好はリーグ戦2試合連続のスタメン出場を果たした。

 試合が動いたのは開始早々の3分、アウェイのアントワープが三好のゴールで先制する。背後からの浮き球スルーパスに反応した三好はドリブルで右サイドからゴール前まで運ぶと、最後は左足でゴール右下隅に突き刺しネットを揺らした。三好にとっては、リーグ第8節メヘレン戦以来の今季公式戦2点目となった。

 だが、ヘンクは19分にダニエル・ムニョスのグラウンダークロスをポール・オヌアチュが押し込んで追いつく。さらに23分、左からのフリーキックをムニョスが頭で折り返すと、再びオヌアチュが詰めてヘンクが前半のうちに逆転した。

 リードで折り返したヘンクは59分、相手GKのミスパスからテオ・ボンゴンダが沈めてリードを広げる。72分にはボンゴンダが伊東のスルーパスから抜け出してネットを揺らしたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によりオフサイドと判定された。

 アントワープは83分、ジョルダン・ルカクのクロスにディウメルシ・ムボカニが強烈なヘディングで合わせて1点を返す。しかし88分、ヘンクはカウンターでファイナルサードまで運んだ伊東のお膳立てからシリル・デセルスが相手GKとの一対一を制して追加点。伊東は4試合連続のアシストを記録した。

 試合はこのまま終了し、ヘンクは7連勝、アントワープはリーグ戦4試合ぶりの黒星となった。次節、ヘンクはアウェイでアンデルレヒトと、アントワープはホームでクラブ・ブルージュと対戦する。

【スコア】
ヘンク 4−2 ロイヤル・アントワープ

【得点者】
0−1 3分 三好康児(アントワープ)
1−1 19分 ポール・オヌアチュ(ヘンク)
2−1 23分 ポール・オヌアチュ(ヘンク)
3−1 59分 テオ・ボンゴンダ(ヘンク)
3−2 83分 ディウメルシ・ムボカニ(アントワープ)
4−2 88分 シリル・デセルス(ヘンク)

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