アルゼンチンで“マラドーナ紙幣”が誕生?「神の手」or「5人抜き」のシーンを採用か

2020年12月8日(火)10時48分 サッカーキング

アルゼンチン上院議員のデュランゴ氏が、マラドーナ氏の紙幣化を提案 [写真]=Getty Images

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 11月25日にブエノスアイレス郊外の自宅で心肺停止に陥って亡くなった元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏について、アルゼンチンの上院議員であるノルマ・デュランゴ氏が国の紙幣デザインにマラドーナ氏を採用したいと考えている模様だ。8日に、イギリスの大手通信社『ロイター』が報じている。

『ロイター』によると、デュランゴ氏は1,000ペソ紙幣の両面にマラドーナ氏の図柄を印刷するべく、7日に議会へとプロジェクトを提示したという。一方の面にはマラドーナ氏の顔が描かれ、もう一方の面には同氏が決めた最も有名なゴールの瞬間を使用する予定だという。

 マラドーナ氏が決めた有名なゴールといえば、1986 FIFAワールドカップ メキシコの準々決勝・イングランド戦における「神の手」と「5人抜き」が想起されるだろう。どちらのゴールがより印象的かという点については人それぞれで意見も異なるだろうが、「神の手」のシーンを紙幣に採用するとルール違反(ハンドによるゴールであるため)を容認していると捉えられかねないため、「5人抜き」の方が採用される可能性が高いという。

 紙幣デザイン刷新を提案するデュランゴ氏は、「これは、我々の最も重要なアイドルをいつまでも忘れないためだけではなく、経済的な側面から見ても良い提案だと考えている。アルゼンチンに観光客がやってきたとき、彼らは“マラドーナ紙幣”を見て、使いたいと感じることだろう」

 最終的な決定は、2021年初めに行われる議会での審議によって決まるというが、果たして“マラドーナ紙幣”の誕生はあるのだろうか。

サッカーキング

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