MotoGP:ヨハン・ザルコ、2020年はアヴィンティアから参戦。マシンは1年落ちのドゥカティ・デスモセディチGP19

2019年12月10日(火)14時7分 AUTOSPORT web

 12月9日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦するレアーレ・アビンティア・レーシングは、2020年シーズンにヨハン・ザルコを起用すると発表した。


 11月末にカレル・アブラハムと契約を解消していたドゥカティのサテライトチームであるレアーレ・アビンティア・レーシング。空いたシートは、ドゥカティと直接1年間の契約を締結したザルコが収まることとなった。


 ザルコは2015年と2016年にMoto2クラスを2度制し、2017年にMotoGPクラスに昇格したフランス人ライダー。最高峰クラスでは、最初の2年間をモンスター・ヤマハ・テック3で過ごし、ヤマハ・YZR-M1を駆りベストリザルトは2位表彰台を獲得し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーも獲得した。


 2019年からはレッドブルKTMファクトリー・レーシングに移籍し、KTM・RC16に乗っていたが、シングルフィニッシュすらできず成績は低迷。終盤6戦のシートをミカ・カリオに譲った。


 ところが、中上貴晶が第16戦日本GP後に右肩の手術を受け欠場することになったため、残りの3戦はLCRホンダ・イデミツから参戦しホンダRC213Vを駆り戦った。

ヨハン・ザルコ(LCRホンダ・イデミツ)


 KTMと契約を解消したことにより、2020年のシートが決まっていなかったザルコは、ドゥカティと1年契約を結び、レアーレ・アビンティア・レーシングでティト・ラバットとともに参戦することになった。


 マシンは1年落ちのドゥカティ・デスモセディチGP19で、2月7〜9日に行われるセパンオフィシャルテストで初めてマシンを駆ることになる。


 2016年6月に行ったスズキのプライベートテストを含めると、アプリリア以外のすべてのMotoGPマシンに乗ることになるザルコ。複数のMotoGPクラスのチームでの経験を活かし、来季は再び表彰台争いに絡むだろうか。


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