「他人と比べたりはしない」…初出場の室屋成、自分らしさで代表定着へ

2017年12月10日(日)16時9分 サッカーキング

練習後、取材に応じた室屋成 [写真]=三浦彩乃

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 「やっぱり代表の雰囲気は独特だと感じた。少し緊張はしましたけど、まだまだこれからなので」。そう語るのはEAFF E−1サッカー選手権2017 決勝大会初戦の朝鮮民主主義人民共和国代表戦でA代表デビューを飾った室屋成(FC東京)だ。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から指摘があったように、前半は緊張からか不要なファールを与えることが多かった。試合を振り返った室屋は「固くなっていた部分があった」という。「無理にボールを奪おうとしすぎて、強く当たりすぎてしまった」と反省点を口にした。けれども、「後半はうまく修正できた」と語るように一定の手応えもあったようだ。

 「レベルの高い選手がたくさんいる中で試合に出させてもらって、自分としてはとても良い経験ができている。個人としても成長できる機会。1日1日を大事にしたい」

 同じ試合でA代表デビューを飾った中村航輔(柏レイソル)だけでなく、井手口陽介(ガンバ大阪)や久保裕也(ヘント)などリオデジャネイロ五輪世代が多く代表に選ばれるようになってきた。室屋はこれまで「同世代が代表で活躍する姿を見てきた」という。しかし、A代表デビューを飾った今は「自分もそこに入っていきたい」と静かなる闘志を燃やしている。同じポジションには酒井宏樹(マルセイユ)がいるが、「あまり自分を他人と比べたりはしない」と室屋はコメント。自分らしさをアピールして、室屋は代表定着を狙う。

サッカーキング

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