ARNレーシング、2019年もブランパンGTアジアに参戦。マシンを新型ポルシェ911 GT3 Rへスイッチ

2018年12月13日(木)19時29分 AUTOSPORT web

 ARNレーシングが2019年のブランパンGTワールドチャレンジ・アジアへの参戦を発表した。2019年はこれまでのフェラーリ488 GT3から2019年型ポルシェ911 GT3 Rにマシンをスイッチし、永井宏明を中心に上村優太、永井秀樹の3名でシーズンを戦う。


 2017〜18年のフェラーリを駆ってブランパンGTシリーズ・アジアを戦ってきたARNレーシング。シリーズの名称が刷新される2019年からは新たにポルシェの最新GT3マシンである2019年型911 GT3 Rを使用する。


 ドライバーはチームオーナーである永井宏明と兄弟の永井秀樹、そして2018年はポルシェジュニアプログラムドライバーに選出された23歳の上村を起用する。


 2018年のポルシェカレラカップジャパンでランキング2位を獲得した上村は永井宏明とタッグを組んで全6戦で構成されるシーズンのうち、序盤4戦に参戦。スーパーGT第5戦富士と日程が重なる第5大会の韓国戦では永井秀樹とコンビを組む。


 シリーズ最終戦の中国・上海戦については永井宏明と永井秀樹の兄弟がコンビを組んで参戦する予定だ。


「ブランパンGTワールドチャレンジ・アジアのフル参戦2年目に向けて、チームとしてマシンを2019年型ポルシェ911 GT3 Rにスイッチします」と語るのはチームオーナー兼ドライバーの永井宏明。


「また私のパートナーには期待の若手である上村優太を起用し、アジア圏で強さを発揮している強豪チームと戦うことを楽しみにしています」


 ポルシェモータースポーツ・アジア・パシフィックを束ねるアレクサンドレ・ギボットは「ARNレーシングが新型ポルシェ911 GT3 RでブランパンGTワールドチャレンジ・アジアに参戦することをうれしく思う」とのコメントを発表している。


「ポルシェジャパンのジュニアドライバーであるユウタ・カミムラ(上村優太)がシリーズに参戦することも喜ばしい。シーズンを通して彼の活躍に注目していくつもりだ」


「新型マシンのパフォーマンスにも自信をもっており、4月の開幕戦を楽しみにしているよ」


 ブランド戦略の一環で名称が変更されたブランパンGTワールドチャレンジ・アジアは鈴鹿サーキット戦、富士スピードウェイ戦を含む全6大会で構成。シーズン開幕戦は2019年4月6〜7日にタイ・マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われる。


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