ロペテギ監督、昨季リーグ王者撃破の立役者を明かす「辛い時、苦しい時に…」

2021年12月20日(月)14時5分 サッカーキング

セビージャを率いるロペテギ監督[写真]=Getty Images

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 セビージャのフレン・ロペテギ監督が、18日に行われたラ・リーガ第18節アトレティコ・マドリード戦を振り返った。19日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ラ・リーガ第17節終了時点で10勝4分2敗(1試合未消化)の2位につけるセビージャは、18日に行われた第18節でアトレティコ・マドリードと対戦。元スペイン代表DFヘスス・ナバス、アルゼンチン代表FWエリク・ラメラらが戦線離脱を強いられているセビージャは6分にMFイヴァン・ラキティッチのスーパーゴールで幸先よく先制したものの、33分に失点を許し、1−1で前半を折り返した。それでも、同クラブは88分にFWルーカス・オカンポスが追加点。試合はこのまま2−1で終了し、“ラモン・サンチェス・ピスファン(セビージャの本拠地)”に集まった“セビジスタ(セビージャファンの愛称)”の前で勝利を飾った。

 まず、ロペテギ監督は「あらゆる種類の計り知れない困難に直面したときのチームの競争心。14人の選手たちをベースに、素晴らしい月日を過ごしてきた」と告白。続けて「彼らはハートが強く、その競争心が、世界最高のチームのひとつであり、並外れた選手たちを擁するリーグ王者との試合を勝利に導いた」と勝利の要因を明かした。

 しかし、再び負傷者が出たことについて、ロペテギ監督は「今日のケガで9人か10人は欠けたと思う。オスカル・(ロドリゲス)はコンディションを崩し、外出もままならない状態。マルコス(・アクーニャ)は30分から40分の間で、何分出場させられるか様子を見ていたけど、これ以上(54分に出場し85分に交代)プレーするのは無理だった…。若者たちのメンタリティに拍手を送ろう」と選手たちのコンディションに言及。その一方で、先制ゴールを挙げてチームの勝利に貢献した元クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチについては「彼は素晴らしい人で、プレーしてもしなくても素晴らしいメンタリティを持っている。チームメイトのお手本になる存在」と胸中を明かした。

 最後に、ロペテギ監督は「辛い時、苦しい時に、ファンのみんなが背中を押してくれた。後半の立ち上がりに、迷いが生じたときに、我々を引き上げてくれることが重要。今回も10点満点中10点だ」と“セビジスタ”の声援に称賛を送った。

サッカーキング

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