ウイリアムズ、技術サービス部門アドバンスト・エンジニアリング社の過半数株式を売却へ

2019年12月25日(水)16時58分 AUTOSPORT web

 ウイリアムズ・グランプリ・ホールディングスは、ウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング(WAE)の多数株式をEMKキャピタルに売却することで合意したと発表した。


 EMKキャピタルはWAEの長期的成長をサポートしていき、ウイリアムズはWAEの少数ではあるがそれなりの数の株式を保有し続ける。手続きは今後数週間のうちに完了する予定だという。


 WAEはウイリアムズ・グループのテクノロジーおよびエンジニアリングサービスビジネスに携わる会社で、モータースポーツ、自動車、防衛、航空宇宙、医療などの分野で活動している。2011年の設立以来、大幅な成長を遂げ、現在300人以上の従業員が40以上のプロジェクトに取り組んでいるということだ。


 ウイリアムズ・グランプリ・ホールディングスのCEO、マイク・オドリスコールは「WAEは1クライアントの企業から始まり、複数のセクターにわたり多数のクライアントを持つビジネスへと急速な成長を遂げた」とコメントしている。


「WAEがその技術を開発しさらに拡張するため、我々が過半数株式を売却するタイミングとして今が適切である」

2019年F1アブダビテスト2日目 ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)


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