「和製フアン・ソトだ」元オリックス大物助っ人が吉田正尚の活躍に太鼓判!現地メディアは過去のエピソードも紹介

2022年12月28日(水)16時56分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 オリックスからポスティングシステムでMLBのレッドソックス入りを果たした吉田正尚。球団との間で交わされた、日本人史上最高額となる5年総額9000万ドル(約126億円)という契約内容は、日米の球界関係者やファンの間で大きな話題となった。

 日本では高い実績を残したものの、メジャーの舞台でそのスキルを発揮出来るのか懸念する声が、巨額契約に対する反響となったことは言うまでもない。

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 だが、米メディア『The Boston Globe』は、メジャー大物OBの声などを交えながら、レッドソックス入りとなった日本人スラッガーの実力がその金額に見合うものであると、特集記事の中で見解を示している。

 今回のトピックではかつて、オリックスで吉田とともにプレーしたアダム・ジョーンズの声も掲載し、チームメイト時代のエピソードなども綴られている。ジョーンズは吉田を「和製フアン・ソト」と評しており、さらに「自分はフアンの若い頃のプレーを見ることが出来た。(バッティングで)ヨシダも同じことをしている」と述べたとした。

 さらに同メディアは「レッドソックスも、ヨシダには何か特別なものがあるというジョーンズの意見に同意しており、5年9000万ドルの契約はその証拠である」と主張。その上で「ポスティング・フィーを含めて総額1億540万ドルになるこの契約が結ばれたが、ライバルの経営者やリーグ周辺の球団は同じようにヨシダを評価せず、払い過ぎとの声も挙がった」と指摘しながらも、「ジョーンズは、元チームメイトはその額をもらうに値すると信じている」として期待の高さをうかがわせた。

 また他にも「ヨシダはいつもジョーンズに『メジャーリーガーになりたい』と口にしていた。ジョーンズはヨシダがそうなる可能性を感じていた。ヨシダはジョーンズに、大リーグの投手陣や競争相手についてあれこれと聞いて回った」として、両プレーヤーのオリックス在籍時のやり取りを紹介している。

 トピックでは守備面での不安要素などにも触れられているものの、かつての同僚であり、メジャーで活躍したスタープレーヤーからの太鼓判は、吉田の今後を後押しする力強いものとなった。来るべき新シーズン、フェンウェイパークでどれだけのアーチがかけられるのか、背番号7から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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