大谷翔平の“7億ドル効果”は来オフにも波及か ヤンキース入りの大物フアン・ソトがFAで「5億ドル」契約を得る可能性が浮上

2023年12月14日(木)13時7分 ココカラネクスト

大谷の超大型契約はソトのように先々にFAになる選手の契約にも影響を及ぼしそうだ(C)Getty Images

 現地時間12月11日(日本時間12日)、ドジャースはエンゼルスからフリーエージェント(FA)になっていた大谷翔平と契約合意したことを正式に発表した。契約内容はプロスポーツ史上最高額といわれる10年総額7億ドル(約1015億円)。その大半が後払いとして支払われるという前代未聞の契約内容だ。

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 二刀流スターが勝ち取った「超」巨額契約に世界中で衝撃が走っているが、大谷の“7億ドル効果”は来オフのストーブリーグにも影響しそうだ。米スポーツメディア『EssentiallySports』によれば、大型トレードでヤンキースに移籍し、来オフにフリーエージェント(FA)となるフアン・ソトの契約が大谷の影響で「5億ドル」を超えるかもしれないという。

 同メディアは「ソトはショウヘイ・オオタニのような二刀流の天才ではないが、25歳にしてすでに世界最高の選手の1人である」と紹介。パドレスに在籍した今季は打率.275、35本塁打、109打点、OPS.930をマーク。25歳の若さで通算打率.284、160本塁打、483打点、OPS.946の数字を残している。

 来オフのFA市場では最大の目玉となる可能性が高いが、「ショウヘイ・オオタニの7億ドル契約で市場がリセットされた今、2024年シーズンオフのソトのフリーエージェント契約はどこまで上がるのだろうか?ドミニカ共和国のスラッガーはポテンシャルに満ちており、今の市場から見て、これまでに見たこともないような大物フリーエージェントの一人に彼を変える可能性がある」と、ドジャースと7億ドルの契約を結んだ大谷の影響で、ソトも巨額契約を勝ち取る可能性があると伝えた。

 同メディアは具体的な金額について「13年で5億ドル(約725億円)以上」の規模になると予想。また、今オフにトレードで獲得したヤンキースはソトにこれ以上の残留オファーを提示する可能性があるとも伝えた。

 来オフにソトが超巨額契約をつかめば、大谷が契約金額を引き上げたと言っても過言ではなさそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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