投手・大谷翔平との今季初対戦にフアン・ソトが意気込み 現地メディアは「『花火』が上がることを期待」と展望

2023年7月5日(水)8時17分 ココカラネクスト

大谷はパドレス打線を相手にどんなピッチングを見せるだろうか(C)Getty Images

 エンゼルスは現地時間7月3日(日本時間4日)に行われたパドレス戦に3-10で敗れた。3連戦の初戦を落としたエンゼルスだが、2戦目では大谷翔平が先発登板し、巻き返しを狙っている。大谷は5月から6月にかけては白星が伸び悩んだものの、ここ3度の登板で2勝を記録。猛威を振るう打撃同様、ピッチングでも存在感を増し続ける背番号17が、どのようにパドレス打線を封じるか、注目のマウンドとなる。

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 一方で、現地メディア『Larry Brown Sports』では初戦終了後、今シーズン初めて対戦を迎える「投手・大谷」について、パドレスの主軸であるフアン・ソトのコメントを紹介するトピックを配信した。

「フアン・ソト、ショウヘイ・オオタニとの対戦を前に力強いコメント」と銘打たれているトピックの中で「ロサンゼルス・エンゼルスのスター、ショウヘイ・オオタニは今シーズン、歴史的な二刀流を続け、MLB球界の寵児となっている」と今季の大谷を評している。

 続けて「しかし、サンディエゴ・パドレス戦でのオオタニの先発を前に、フアン・ソトは少しも動揺していない。パドレスの外野手は、日本人右腕が火曜日に3連戦の第2戦のマウンドに上がれば、チームは挑戦する準備ができていると率直に話した」と綴っている。

 その上で、ソトが翌日の対戦に向け、「素晴らしいことだが、明日このラインナップと対戦するのは間違いなく困難になるだろう」と語った意気込みを伝えており、他にも「僕は野球をするためにここに来ている。彼が(印象的な)選手であることはみんな知っているが、彼がマウンドに立つときはいつでも、怖がることはない」と話しているという。

 同メディアはパドレスが今シーズン、開幕から下位に低迷していることや、直近の9試合でも7敗を喫していることなどを指摘。それでも、パドレス打線が「二刀流スター」に怯むことは無いとして、次戦の展開を以下のようにイメージしている。

「しかし、サンディエゴはオオタニとの対戦を前に、その数字を度外視する。ソト、フェルナンド・タティスJr.、マニー・マチャド、ザンダー・ボガーツらを擁するパドレス打線は、ショウヘイの登板がMLBのスポットライトに照らし出されることで、パフォーマンスへのモチベーションが上がるに違いない。いずれにせよ、『花火』が上がることを期待したい」

 開幕前には優勝候補との呼び声も高かったものの、苦戦が続くパドレス。勢いに乗る大谷を攻略しての勝利を掴むことができれば、シーズン後半戦へ向け、この上ない浮上のきっかけとなるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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