知ってた? 世界で初めて人工雪づくりに成功したのは石川県民だった

2018年2月3日(土)7時58分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2018年1月22日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、金沢の雪の結晶について話題が出ていました。


加賀市にある「中谷宇吉郎 雪の科学館」は、世界で初めて人工雪を作ることに成功した中谷宇吉郎を記念して作られたものです。


雪は天から送られた手紙


中谷宇吉郎は、雪や氷の研究で業績を挙げた人物で、41種類の雪の結晶を発見しました。結晶は、0.1〜3ミリメートルほどの大きさで今では121種類に分類されています。


中谷博士は、雲の湿度や温度で雪の結晶が決まることを突き止めて、「雪は天から送られた手紙である」という言葉を残しました。


実際にどんな結晶ができるかというと、上空がマイナス15℃で水蒸気量が多いときは、枝分かれした複雑な形、水蒸気量が少ないときはシンプルな形が多いことがわかっています。


また、湿度が高いと、空気中の水分がくっつき大きくなります。同じ雲でも場所によっては違う結晶ができるのです。


金沢の雪の結晶は、水分を多く含んだ樹枝状や枝状の可愛いものが多いそうです。肉眼で見える結晶もあるので、雪が降ったら手に取って探してみてはいかがでしょうか。(ライター:りえ160)

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