「ロシアは負けるが12月に第三次世界大戦の危機」英国最強予言者クレイグ・ハミルトン・パーカーがババ・ヴァンガに反論!

2023年2月4日(土)14時0分 tocana

——予言・ 滅亡研究家の白神じゅりこが古今東西の予言者の言葉を独自に解釈、不確実・不確定な未来を生き抜く知恵を授ける連載。地震や台風などあらゆる自然災害、紛争・戦争などの人災の発生、 重要人物の急死あるいは復活、政治的スキャンダル、 歴史的大事件などを科学的・経験的な予測を超越した“予言” を通して眺めていく。


 今回は、「シン・ノストラダムス」の異名を持つクレイグ・ハミルトン・パーカーについて取り上げる。


 クレイグ・ハミルトン・パーカーは、世界的に有名な英国人サイキックである。彼はこれまでに、トランプ大統領の就任、イギリスのEU離脱、ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱など、数々の歴史的事件について予言を的中させてきた実績を誇る。驚くべきことに、「新型コロナウイルスの出現」をも予言していたという。


 そんな世紀の予言者パーカーが自身のYouTubeで「ババ・ヴァンガの予言」について持論を述べた。


「女ノストラダムス」ババ・ヴァンガとは?

 ババ・ヴァンガ(1911〜1996)はブルガリアの盲目の予言者である。未来を見通す能力があった彼女の予言は恐ろしいほど当たると評判で、「女ノストラダムス」「バルカン半島のノストラダムス」の異名を持つ。そのすごさは国も認めたといわれ、当時のソ連最高指導者レオニード・ブレジネフも彼女を訪ねたと噂されている。彼女が予言を的中させた歴史的な出来事には、「第二次世界大戦の勃発」「チェルノブイリ(チョルノービリ)原子力発電所事故」「9.11アメリカ同時多発テロ」「バラク・オバマ米大統領就任」「新型コロナウイルスによるパンデミック」などが含まれている。


 1996年に85歳で亡くなったババ・ヴァンガだが、すでに5079年までの予言を公開しており、彼女の予言は今も注目され続けている。


ババ・ヴァンガのロシア予言

 そんな最高予言者と称えられるババ・ヴァンガだが、かつてロシアの将来に関して次のような非常に興味深い予言を残している。


 1979年、作家のヴァレンティン・シドロフとの会談で、ヴァンガは次のように述べたという。


「氷のようにすべてが溶けるが、手つかずのまま残る領域があります。それは、ウラジーミルの栄光、ロシアの栄光です。あまりにも多くの犠牲者を出しますが、誰もロシアを止めることはできません。ロシアはすべてを取り去り、守られ、世界の支配者になります」


 予言の「ウラジーミルの栄光」とは、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンのことを連想させる。ババ・ヴァンガのこの予言によれば、「プーチンとロシアが世界を支配する」恐れがあるということかもしれない。


 ネット上では、「昨年の2月から始まったロシアによるウクライナ侵攻のことではないか?」と、この予言が話題になっている。ババ・ヴァンガの予言通りにことが進めば、世界はロシアの支配下に置かれることになってしまうのだが……?


・最高予言者ババ・ヴァンガが40年前に「プーチンが核戦争を起こす」と予言していた! 第三次世界大戦で人類滅亡間近!



パーカーの分析
ババ・ヴァンガの予言は当たっているのか?


 この衝撃的なババ・ヴァンガの予言に対して、クレイグ・ハミルトン・パーカーが自身のYouTubeチャンネルにおいて、持論を述べたことが話題になっている。


 パーカーによれば、「ババ・ヴァンガの予言のように、ロシアが世界を支配し、プーチンが偉大な人物になるとは思えない」という。


 さらに、「ロシアのウクライナ侵攻は最終的には成功しない。ロシアがこの紛争で核兵器を使用するとは思えないし、ロシアはプーチンに核兵器を使用させないだろう。プーチンはこれから退場する方向に向かう」と予言した。


 以前、筆者は「パーカーの2023年予言」について当サイトに文章を寄せたが、その中でも「プーチンは最終的に力を失う。なぜなら、プーチンが精神的に病んでいると感じているからだ」と語っている。そして、「2023年はプーチンの死が見える」と、その終焉を予言していた。


 パーカーいわく「彼女の予言は歪曲して解釈されている」とのこと。というのも、「ソ連は彼女の予言をプロパガンダ目的で使っていた」と、パーカー氏は考えているからだという。


・クレイグ・ハミルトン・パーカーの2023年予言! 3つの最悪の出来事が世界を襲う?


第三次世界大戦はもう始まっている⁉

 パーカーによれば、ロシアが世界の覇者になることはありえないという。


 しかし、一方で「ロシアとウクライナはまだこれから大きな戦いに発展する」「私たちはこれから第三次世界大戦に突入する」とも語っており、戦火が世界中に飛び火していく可能性に言及している。


 この予言は、すでに2年近く続いているロシアのウクライナへの侵攻が、今年、第三次世界大戦に発展すると解釈することもできるかもしれない。


 1月25日、アメリカのバイデン大統領はホワイトハウスで演説し、アメリカの主力戦車「M1エイブラムス」31両をウクライナに供与すると発表した。今年に入って、イギリス、ドイツ、ポーランドと世界各国でウクライナに戦車を供与することが発表されている。足並みを揃えてウクライナに軍事支援し、ロシアの軍事侵攻に対抗する構えだ。


 かつてパーカーは、2023年の予言のなかで「12月に大厄災が起こるような予感がする」と語っていた。その大厄災とは、まさか第三次世界大戦のことなのだろうか……?


 パーカーは「悪いカルマを浄化したり、祈ったりすることでおそらくあなたの未来は変わる」と語っているが、ひとりひとりが人生でより良いカルマを作れば、恐ろしい未来も良きものに変えられるかもしれない。

tocana

「ハミルトン」をもっと詳しく

「ハミルトン」のニュース

「ハミルトン」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ