年収700万円の30代女性「せいぜいタワマンに住めるぐらいです。普段は贅沢できません」

2021年2月10日(水)7時0分 キャリコネニュース

年収600万円以上の独身者は、「ゆとりある暮らしができそう」とイメージする人は少なくないだろう。年収600〜800万円で独身のキャリコネニュース読者からは、

「今のところは不自由なく生活できている。独り身の年収700万円なので」(20代女性/東京都/金融・保険系)

という声が寄せられている。同じく都内在住の20代独身男性(不動産・建設系/年収700万円)も「金融資産は今まで積み上げてきた分と、コロナ禍での株高も手伝って数千万円」と驚きの金額を明かす。しかし一方で、

「仕事以外にすることもなく働き続けた結果、お金の使い方も分からないまま30歳手前までズルズルと来てしまった。結婚もできそうにない。年収や資産は少なくてもいいから、もっと遊んでおけばよかった」

とも振り返っている。今回は首都圏に住む、年収600〜800万円の独身者の声を見ていこう。(文:鹿賀大資)

「独身なら東京や神奈川あたりでも普通に暮らせるのでは」

「都心から15分の駅近物件ですが、友達と2人暮らしのため家賃6万円で収まっています」と語るのは、金融業界で働く20代女性(年収650万円)だ。女性は、

「毎月、手取りの半分を貯金しています。結婚を見据えた将来のことを考えると、今のペースでためておきたいです。私と同じくらいの収入や貯金のある男性を求めています」

と結婚相手の条件を打ち明ける。

また30代男性(正社員/年収600〜800万円)は「贅沢な生活はできませんが、上を見ればきりがない。独身なら東京や神奈川あたりでも普通に暮らせるのでは」と前置きしたうえで、

「今の収入で『家族を持って養う』となると、自分の趣味や好きなことを制限する必要があるでしょう」と現実的な考えを明かしている。

「無駄なお金がかかるので車は持たない主義」

専門コンサル系の会社に勤務する30代女性は、年収700万円。現在の収入について「せいぜいタワマンに住めるぐらい。でも家賃が高いため、普段はあまり贅沢できない」と語る。女性は将来的に持ち家購入を視野に入れており、年間約150万円のペースで貯金をしている。

「思うようにたまらないので『いつ自分の家が買えるのだろう』と考える。でも不満はそれくらい。それよりも、高収入の専門職ほど社畜化する傾向も強いので『どう生きるべきか』に悩まされる」

ほかには、

「ごく一般的な生活だと思います。旅行は年に数回くらい。無駄なお金がかかるので車は持たない主義。ずっと自転車生活を続けており、普通免許も持っていません。自転車は節約になるうえ健康的」(40代男性/サービス系/年収650万円)

という声も寄せられている。

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