被災した文化財を救え!陸前高田市から学べ! 「文化財レスキュー」の特別番組
2024年3月1日(金)8時0分 OVO[オーヴォ]
文化財レスキューは、被災した美術品や工芸品を安全な場所に移送し、劣化要因を取り除く処置をする取り組み。陸前高田市立博物館は、東日本大震災で施設が全壊、資料も壊滅的な被害を受けた。被災資料は、全国の専門機関の協力で約56万点のうち約46万点を救出。今も安定化処理と修理作業を続けている。施設は、やはり震災で壊滅的な被害を受けた「海と貝のミュージアム」と合築して新設した。
能登半島地震が発生したエリアは、輪島塗に代表される伝統工芸品や歴史的建造物など、平安時代から続く文化が継承されているが、震災で貴重な文化財の多くが被害を受けている。これらを救出するべく、文化財レスキューの活動も本格化している。番組では、陸前高田市博物館の経験を視聴者と共に学びながら、貴重な文化の未来への継承について考える。ライブ配信の視聴は、3月3日19時ニコニコ美術館。