【高校受験2020】京都府公立高入試・中期選抜<理科>講評…各分野均等に出題

2020年3月6日(金)21時9分 リセマム

2020年度(令和2年度)京都府公立高等学校入学者選抜<理科>講評

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2020年3月6日(金)、2020年度(令和2年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。2020年3月4日に発表された全日制における志願者数の合計は、中期選抜募集人員6,577人に対し、志願者数6,343人で、倍率は0.96倍だった。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

京都府 中期選抜<理科>講評(京進 提供)

大問1
 消化と吸収(生物) 〔やや易〕
大問2
 遺伝の法則(生物) 〔標準〕
大問3
 星の動き(地学) 〔やや易〕
大問4
 前線と気圧(地学) 〔やや難〕
大問5
 金属の燃焼(化学) 〔標準〕
大問6
 蒸留(化学) 〔標準〕
大問7
 弦の振動と音の高さ(物理) 〔標準〕
大問8
 物体の運動(物理) 〔標準〕

 各分野均等に出題されている。小問数はほぼ例年通り。語句を求める問題では、例年漢字指定やひらがな指定の問題があるが、今年は漢字指定がなかった。記号解答形式の問題が多く出題されているが、2つの事項の完答形式や、計算の結果を答える問題もあり、易しくはない。また、気圧の実測値と天気図の数値が異なる理由を考えるなど、思考力が試される出題もあった。ほとんどの大問で実験・観察とその結果が示されており、関連する知識や考察する力が問われている。

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 このレポートは2020年3月6日(金)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

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