知ってた?パン屋の「セルフサービス」、広島が発祥だった

2019年3月13日(水)8時0分 Jタウンネット

[みみよりライブ 5up−広島ホームテレビ]2018年2月27日放送「今日のイドバタッ!」のコーナーでは、広島市にある老舗のパン屋「アンデルセン」を紹介していました。


実は、パンを取るセルフサービス方式を考案したのはここアンデルセンが発祥なんです。現在は、パン屋のセルフサービスは常識ですが、アンデルセンが開業した1967年は、対面販売が主流でした。


デニッシュペストリー販売も日本初!


「アンデルセン」創業者の高木夫妻は当時、開業を控えてショーケースを買い付けました。オープンにあたって、店内の柱をどけてショーケースを入れる予定にしていたのですが、柱が建物の基盤になっていました。そう、柱がどけられなかったのです。せっかく買ったショーケースも店内には入りませんでした。


ここで夫妻が思いついたのが、対面販売ではなくセルフサービスです。当初のお客さんの反応は、自分で選ぶ楽しさでつい余分に買ったりと好評だったということです。


さらに、アンデルセン発祥のものがもう1つあります。さくっとした食感とバターの香ばしさが魅力のデニッシュペストリーです。


創業者の高木夫妻がデンマークを訪れた時の朝食がペストリーでした。その美味しさに感動を覚え、日本で初めてデニッシュペストリーを作ったといいます。


商品やサービスが全国に広まるほど、アンデルセンは長年愛されてきたのです。アンデルセンは、パンのある豊かな暮らし、をテーマに商品作りを行っているということです。


広島で長年愛されているアンデルセン。セルフサービスとデニッシュペストリー、いずれも日本初とは驚きですね。(ライター:tama35)

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