【第44回日本アカデミー賞】『浅田家!』黒木華が最優秀助演女優賞を受賞
2021年3月19日(金)21時54分 シネマカフェ
今回受賞した江口さんが出演したのは、“事故物件住みます芸人”松原タニシの実体験による著書を実写化したホラー作品『事故物件 恐い間取り』。不動産屋役として参加した。黒木さんは、2つの写真集を原案に、実話を基にしたオリジナルストーリー『浅田家!』にて、二宮和也演じる主人公の幼なじみ役で出演。
また、後藤さんは国民的人気コメディ映画の50作目となる最新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』、桃井さんは、阪本順治監督×石橋蓮司主演によるオトナのハードボイルドでハートフルなコメディ映画『一度も撃ってません』、安田さんは福島第一原発事故を題材にした『Fukushima 50』で同賞を受賞。
そしてこの中から、見事、最優秀助演女優賞を受賞したのは『浅田家!』の黒木華。受賞にあたって黒木さんは「久しぶりにこんなに華やかな場所に立ってすごく緊張しています。(受賞は)二宮さんのおかげだなと思います。やはりまわりがピリピリした空気の中で、映画を観に行けるようになってから色々な映画を観に行き、私は救われました。改めて映画や舞台などのありがたみや大事さに気づきました。撮影もどんどんできるようになり、いろいろな人に会えるということの幸せをすごく今噛みしめています。これからも状況は変わってはいますが、この映画界に携わっていきたいと思いますし、すてきな作品をみなさんに届けられたら、それで少しでも救われる人がいたらいいなと思います。この受賞は本当にすごく嬉しいです。これからも頑張ります。ありがとうございました」とコメントした。