あのマックライオンが生きていた! ハローマックの「遺志」受け継ぐ玩具店、広島で今も営業中

2019年3月26日(火)6時0分 Jタウンネット

思い出のハローマックはいま——。Jタウンネットでは先日、「地元のハローマック、閉店後どうなった? 全国の『跡地情報』を募集します」との記事で、靴のチヨダ(東京都杉並区)が1985年から2008年まで展開していた「おもちゃのハローマック」の跡地がいまどうなっているのか読者投稿を呼び掛けた。


数多くの投稿が寄せられるなか、実に珍しい跡地があるとの情報を入手した。あるユーザーから、Jタウンネット編集部にツイッターを通じて情報提供があったのだ。


上の画像をご覧いただきたい。こちらは、2018年11月に撮影されたもの。広島県安芸高田市にある玩具屋「グリムランド吉田店」が映っている。


見覚えのある姿形の白とピンク色の建物、堂々と手を振るキャラクター...。どこからどうみてもハローマックのマスコットキャラクター「マックライオン」だ。


いったいどうしてこんな不思議なことになっているのだろうか。


「街におもちゃ屋が一つもないのは寂しい」


Jタウンネット編集部は2019年3月25日、グリムランド吉田店の店長にハローマックからグリムランドになった経緯を聞いたところ、


「ハローマックさんが撤退され、街におもちゃ屋が一つもないのは寂しいということで、おもちゃ屋をグリムランドで引き継ぐことになりました」



とのこと。なんだかいい話だ。今でもマックライオンが消されずに残っていることに関しては、


「ハローマックさんが長くやられていたので、そのまま引き継いでやっています」



と長年営業してきたハローマックの意思を次いで、意図的に残しているとのこと。店内の什器も当時のまま使っているそうだ。


「うちみたいに当時の様子を残している店舗さんは滅多にないですよね。たまに懐かしいと言って来られる方もいらっしゃいますよ(笑)。ぜひ多くの方に足を運んでいただけたら」



だいぶ色褪せてしまったが、残り続けるハローマックの面影。店名は違ってもこれからも子どもたちに楽しい時間を提供してくれそうだ。


「ハローマック跡地」情報を募集します


Jタウンネットでは、「思い出のハローマックはいま」と題して、ハローマック跡地の情報を募集しています。メール(toko@j-town.net)で、思い出のエピソードと、跡地の写真や住所、撤退後に何のテナントが入ったかなどの情報をお送りください。

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