「ベビーカーに0歳娘を乗せ、地下鉄を乗り継ぎ友人宅へ。途中駅の階段で後ろにいたサラリーマンが...」(50代女性)
2025年4月1日(火)15時0分 Jタウンネット
50代女性読者・Eさんには、駅での忘れられない体験がある。
それは6か月の娘をベビーカーに乗せて、地下鉄を乗り継いで移動していた時のこと。
階段を上り下りするために、ベビーカーを持ち上げようとしていたら......。
<Eさんからのおたより>
20年ほど前、娘が6か月の時に友人宅の引っ越しのお手伝いに行くことになりました。
私は友人の子供の子守りをすることになっていたので、娘も連れていくことに。
地下鉄を乗り継いで行く友人宅までは、今ほどエレベーターやエスカレーターがどの駅にも設置されているわけでなく、娘を抱っこし、ベビーカーは畳んで、長い階段を使って移動しました。
階段を下りようとしたら...
とある駅でのことです。
電車に乗るために階段を下りて地下を歩き、また階段を上がらなければならない場所がありました。
私は最初の階段前で下りる準備をしようとしたところ、後ろからサラリーマン風の人に声をかけられたのです。
「持ちますよ」
初めての事だったのでびっくりしましたが、お願いすることに。
その人は階段からベビーカーを下ろしたあとの地下の通路でも、何も言わずに歩幅を合わせて歩いてくれて、次の階段を上がるときも一緒にベビーカーを上げてくれました。
その後も、特に何を話すでもなく、目が合うでもなく、スーッと去っていかれ、私は「ありがとうございました」と言うのが精一杯でした。
本当に助かりました。そして、あんなに普通に、スマートに、必要としている人の助けができる方と出会えたことで、私自身も困っている人に出会った時、躊躇なく手を差しのべることができるようになりました。
あの日の出来事は一生忘れられません。
助けてくださったこと、学ばせてくださったことに感謝です。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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